第115回「全米オープンゴルフ2015」はジョーダン・スピースが「マスターズ」に続き優勝!21歳以下でメジャーを連勝するのは、あのジーン・サラゼン以来、実に「93年ぶり」の快挙を動画で!
一方初日首位Tにも立った松山英樹は最終日はイーブンパーでホールアウト。スピースとは8打差の18位Tでホールアウト。松山のホールアウト後のインタビューと上位順位表をご紹介します。
最終日、首位タイでスタートしたスピースはダスティン・ジョンソンとの熾烈な優勝争いを繰り広げ、4バーディー、1ボギー1ダブルボギーの「69」トータル-5で「マスターズ」に続き「全米オープン」も制覇。
これで同一年にメジャー連勝し、調子を落としているタイガー・ウッズに続くスター出現に渇望していたアメリカのファンを沸かせました!
【全米オープン2015 スピース優勝決定の瞬間】
U.S. Open: Jordan Spieth wins title after stunning three-putt from Dustin Johnson on 18th http://t.co/fBFyTXuQrv @FoxSportsさんから
— ゐ太夫 (@toratora1860) June 22, 2015
最終18番は絶妙なセカンドショットで、イーグルチャンスに着け、イーグルパットは外したものの、バーディーで優勝を決めました。
【全米オープン2015 表彰式】
Jordan Spieth presented with 115th U.S. Open Trophy at Chambers Bay http://t.co/HDWKdPVEHn
— ゐ太夫 (@toratora1860) June 22, 2015
【全米オープン2015 トップ20 順位】
順位 | 通算 | 選手 | 合計 | 1st | 2nd | 3rd | fin |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | -5 | J.スピース | 275 | 68 | 67 | 71 | 69 |
2 | -4 | D.ジョンソン | 276 | 65 | 71 | 70 | 70 |
2 | -4 | L.ウーストハイゼン | 276 | 77 | 66 | 66 | 67 |
4 | -3 | B.グレース | 277 | 69 | 67 | 70 | 71 |
4 | -3 | C.スミス | 277 | 70 | 70 | 69 | 68 |
4 | -3 | A.スコット | 277 | 70 | 71 | 72 | 64 |
7 | -2 | C.シュワルツェル | 278 | 73 | 70 | 69 | 66 |
8 | -1 | B.スネデカー | 279 | 69 | 72 | 70 | 68 |
9 | 0 | J.デイ | 280 | 68 | 70 | 68 | 74 |
9 | 0 | Sh.ローリー | 280 | 69 | 70 | 70 | 71 |
9 | 0 | R.マキロイ | 280 | 72 | 72 | 70 | 66 |
12 | 1 | K.キスナー | 281 | 71 | 68 | 73 | 69 |
12 | 1 | M.クーチャー | 281 | 67 | 73 | 72 | 69 |
14 | 2 | P.リード | 282 | 66 | 69 | 76 | 71 |
14 | 2 | T.フィナウ | 282 | 69 | 68 | 74 | 71 |
14 | 2 | A.ロメロ | 282 | 71 | 69 | 71 | 71 |
14 | 2 | J.センデン | 282 | 72 | 72 | 70 | 68 |
18 | 3 | J.ダフナー | 283 | 68 | 72 | 73 | 70 |
18 | 3 | J.ラブマーク | 283 | 70 | 68 | 75 | 70 |
18 | 3 | 松山英樹 | 283 | 70 | 71 | 72 | 70 |
18 | 3 | C.ベルジャン | 283 | 69 | 75 | 69 | 70 |
18 | 3 | B.ケプカ | 283 | 72 | 72 | 70 | 69 |
18 | 3 | S.ガルシア | 283 | 70 | 75 | 70 | 68 |
18 | 3 | G.オギルビー | 283 | 69 | 72 | 75 | 67 |
昨年のJGTOツアー「ダンロップフェニックス」では、スピースとのプレーオフの末、優勝を勝ち取った松山ですが、今季松山以上に急成長を魅せるスピースに先を越されつつあります。
「全米」最終日は仲の良いアダム・スコットとのペアリングでラウンドし、5バーディーを奪取したものの、3ボギー1ダブルボギーと、4日間すべてダブルボギーを記録してしまいました。
【松山英樹 全米オープン 最終日 コメント】
・松山自身のパットもポアナに何度も蹴られたボコボコグリーンと自分のパッティングについて?
「昨日までは、ストロークは良いけどラインの読みが当たっていないという雰囲気でやっていた。でも、今日はどっちもあった。途中からちょっと分からなくなってしまった」
「それは、自分に自信がないところ」
・同組のアダム・スコットは6バーディー、ノーボギーでトータル-3までスコアを伸ばし4位タイに順位を上げたことについて?
「アダムと遜色ないくらいのショットが打てたけど、そのあとのグリーン周りで差を感じた。優勝を狙えるところでフィニッシュする人と、下の方で終わる人の差かなと思った――」
4日間松山に付いてラウンド解説をした青木功氏のコメント
「ポアナは一番始末の悪い転がり方をする。予想しない跳ね方をされると、自分の読んだラインが違っていたのかと疑っちゃって、すごくフィーリングが悪くなる部分はある。だから、この試合はこの試合で、切り替えないとダメ」
「打ちのめされてまた大きくなるんだよ」
(再び質問に戻り)・パッティングストロークに問題はあったのか? 今後変えていくつもりは?
「ないです」
「メモリアルの時もだいぶ良くなってきたし、今週も入っていないけど良いところもたくさんあった。そこを無理して、自分のフィーリングを殺すようなことはしたくない」・戦いを終えて?
「終わった結果なので、次につなげるために練習したい」
(引用:GDO 質問部分:著者要約)
今回は整備不良と言っていい酷いグリーンで、何度もバーディーパットを蹴られてしまった松山。
前回メジャー「マスターズ」では5位に入りましたが、今回「全米オープン」では18位。
今回は一度もアンダーパーを出せずに大会を終えることにもなりました。
一番悔しい思いをしているのは松山で、また猛練習を積んでくることでしょう。
今後は「全英オープン」を見据えての闘いとなり、中2週空けて「ザ・グリーンブライアークラシック」に出場し、再び、中2週で「全英オープン2015」出場というスケジュールでいる様です。
そろそろ今季初勝利、そしてメジャー制覇を見たいところ。
絶対的な安定感を誇る今季の松山にとって、課題のパッティングのフィーリングがもう少し合えば、今季初勝利もメジャー制覇も実現するはずです。
今度はスピースではなく松山がメジャーのトロフィーを掲げるシーンを見られることを期待しています!
(松山英樹の強さの理由と課題検証記事~ニクラスの評価編はこちら)
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