国内ツアー最終戦・メジャー「ゴルフ日本シリーズJTカップ2015」3日目の石川遼の模様、順位表、最終日の組合せ・ペアリング・スタート時間をお伝えします。
前週の「カシオワールドオープン」で無念の逆転優勝を許した石川遼。3日目は、4連続を含む10個のバーディーを奪い、2位に3打差の単独首位で最終日を迎えます。
ゴルフ日本シリーズJTカップ2015 3日目 リーダーズボード
昨日、2日目は強風の中、アンダーパーでラウンドしたのは、石川と片岡大育の2人のみ。
風も落ち着いた3日目は、逆にオーバーパーでのラウンドは4人のみとムービングデーに相応しい一日となりました。
そのムービングデーに石川は、10バーディー、3ボギーの「63」のスコアを出しトータル11アンダーまでスコアを伸ばし、2位の小田孔明に3打差をつけての単独首位。
小田は前半6番PAR5でイーグルを奪い「66」のスコアを出すも、石川には追い付けずトータル8アンダー。
そして、前週見事な逆転優勝のハン・ジュンゴンは「69」で、トータル5アンダーの単独3位。
日本シリーズ3勝を誇るディフェンディングチャンピオンの宮本勝昌は「66」のスコアで、トータル2アンダー9位Tまで順位を上げました。
岩田寛は、前半停滞ムードも、後半にスコアが動き、3バーディー、1ボギーの「68」でトータル2オーバー、21位Tとしています。
3日目の石川遼
この日の石川は、精度の高いショットを武器にバーディーラッシュの猛チャージ。
前半はセカンド、サードショットをほとんど、バーディーチャンスに着ける絶妙なショットを連発。
前半だけで、5バーディーを奪取し、早々に単独首位に立ちました。
後半に入ると、ショットの精度はますます上がり、10番PAR4の残り約140YのセカンドはPWで打ち、あわやチップインイーグル、ピンそば20cmまで寄せるスーパーショット!
11番~13番はパーセーブも、14番~17番まで怒濤の4連続バーディーを奪取!
3日目の石川は、10バーディー、3ボギーの「63」トータル11アンダーまでスコアを伸ばし、2位の小田孔明に3打差を付け、ホールアウト。
フェアウェイキープ率は50%(26位T)と良くないものの、パーオン率は88.89%で2位T。
平均パット数は、1.5000で2位と、セカンドショット、アプローチの精度の高さと、チャンスを確実に沈めていった正確なパッティングでバーディーを量産した一日となりました。
石川遼 ホールアウト後のコメント
(3日目を振り返り)「今日はショットでもパットでもバーディを取れました。いいゴルフができました。スイングのことをあれこれ考えずに無心で打てています。思い切り振り抜いているのがいいですね」
「コントロールしたいなどと考えずに、今はできうるベストのスイングができています。何か意識していることもないので、いいスイングができているのだと思います。勝つためにはどうしたらいいのかと考えてしまって、先週は負けた。今はそんなことも考えず無心にできています」
(年明けには再びPGAツアーに復帰)「米国でやれるためには、日本でもできないといけません。自分との戦い、弱さとの戦いです」
(明日、最終日はメジャー初制覇も懸かる)「先週が終わった段階で来週は優勝したいと考えていたように、手応えはあったんです。勝ちきれると思います」
(引用:パーゴルフ カッコ内著者編集)
ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日・4日目の組合せ・ペアリング・スタート時間
組 | スタート | プレーヤー | ||
---|---|---|---|---|
1 | 8:30 | 李 京勲 | 松村 道央 | 手嶋 多一 |
2 | 8:40 | 永野 竜太郎 | 近藤 共弘 | 武藤 俊憲 |
3 | 8:50 | 呉 阿順 | M・ヘンドリー | P・マークセン |
4 | 9:00 | 岩田 寛 | B・ケネディ | 金 庚泰 |
5 | 9:10 | I・J・ジャン | A・ブランド | 今平 周吾 |
6 | 9:20 | 稲森 佑貴 | 片岡 大育 | 宋 永漢 |
7 | 9:30 | 小平 智 | 金 亨成 | 宮里 優作 |
8 | 9:40 | 宮本 勝昌 | 藤本 佳則 | 池田 勇太 |
9 | 9:50 | 片山 晋呉 | H・W・リュー | 谷原 秀人 |
10 | 10:00 | 黄 重坤 | 小田 孔明 | 石川 遼 |
※全組、1番OUTスタート
ゴルフ日本シリーズJTカップ テレビ中継
ゐ太夫の寸評
昨日、2日目の強風が吹きすさぶ中、片岡大育と石川の2人だけがアンダーパーでラウンド。
悪コンディションの中でも、精度の高いショットを放っていた石川は、3日目に更にその精度を上げ、10バーディーというチャージに繋げました。
3日目はフェアウェイキープ率は落ちたものの、パーオン率が高いのは、前週「カシオワールドオープン」と同じで、ラフの芝の長さは今大会の方があるものの、PGAツアーを主戦場にしている石川にしてみれば楽なラフなのかもしれません。
それよりも「思い切りよく振ること」が石川のテーマのため、フェアウェイを外しても大怪我をしない日本ツアーで、自分の形を作り、自信を付けてPGAに戻ることが重要です。
ここに来て、ショットは安定性を見せつつあり、あとは自身初のメジャー制覇に向け、最終日は今日以上の異次元のゴルフで、優勝を遂げて貰いたいと期待しています。
(大会2日目の模様)
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(大会初日の模様)
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