PGAツアー松山英樹、石川遼、岩田寛が出場した「ファーマーズインシュランスオープン2016」の最終順位、各コメント、全体ハイライト映像等をお伝えします。
悪天候のため5日間競技となった「ファーマーズOP」松山、石川が2人揃って予選カットとなる中、奮闘した岩田が3日目に9位に入るも、2日に渡る嵐の最終ラウンドで、周囲もスコアを落とし、18位Tで大会を終え、今季初のトップ20フィニッシュとなりました。
最終ラウンドの平均スコアが83年以降最悪の「77.9」という数字になる中、優勝は6打差を覆し、通算6アンダーで、日曜日に4Rを終えていたブラント・スネデカーが通算8勝目を挙げています。
※筆者、急用のため、更新が遅れたことを、お詫び致します。
ファーマーズインシュランスオープン2016 最終リーダーズボード
順位 | 通算 | 選手名 | 合計 | 1st | 2nd | 3rd | fin |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | -6 | B.スネデカー | 282 | 73 | 70 | 70 | 69 |
2 | -5 | チェ・キョンジュ | 278 | 68 | 67 | 72 | 71 |
3 | -4 | K.ストリールマン | 284 | 69 | 69 | 72 | 74 |
4 | -3 | F.ヤコブソン | 285 | 69 | 69 | 71 | 76 |
4 | -3 | J.ウォーカー | 285 | 69 | 71 | 68 | 77 |
6 | -2 | J.B.ホームズ | 286 | 70 | 68 | 72 | 76 |
6 | -2 | J.ブリクスト | 286 | 77 | 66 | 66 | 77 |
8 | -1 | B.ホーシェル | 287 | 67 | 70 | 74 | 76 |
8 | -1 | P.キジール | 287 | 67 | 73 | 71 | 76 |
8 | -1 | A.バデリー | 287 | 73 | 69 | 69 | 76 |
8 | -1 | M.レアード | 287 | 69 | 68 | 73 | 77 |
8 | -1 | J.ハー | 287 | 69 | 69 | 71 | 78 |
13 | 0 | Sh.ローリー | 288 | 71 | 71 | 73 | 73 |
13 | 0 | P.ダン | 288 | 69 | 71 | 71 | 77 |
13 | 0 | H.スワッフォード | 288 | 70 | 71 | 69 | 78 |
16 | 1 | C.ハウエルIII | 289 | 70 | 71 | 73 | 75 |
16 | 1 | C.ノスト | 289 | 70 | 73 | 68 | 78 |
18 | 2 | 岩田寛 | 290 | 69 | 73 | 68 | 80 |
73 | E | 松山英樹 | 144 | 68 | 76 | CUT | CUT |
152 | 11 | 石川遼 | 155 | 79 | 76 | CUT | CUT |
ファーマーズインシュランスオープン 全体ハイライト映像
秒速15mという暴風雨が吹き荒れた「ファーマーズインシュランスオープン2016」最終ラウンド。
日曜日は、悪天候の予報で、スタートを早めるも、3度のサスペンデッドが入り、そのまま月曜に順延。
既に日曜日の時点で、早めのスタートで6打差を逆転し、ホールアウトしていたブラント・スネデカーがツアー8度目の優勝を遂げました。
3日目に9位に入っていた岩田は、2日間に渡った最終ラウンドで「80」のスコア。順位を落とし18位も、今季初めてトップ20に入り、トップ10に入れば自動的に次戦に出場出来る権利は獲得出来なかったものの、FedExカップランキングは大きく順位を上げることになりました。
一方、松山英樹は初日、課題とされてきたパッティングが冴え、一時単独首位に立つ等、通算4アンダー、8位タイも、2日目に「76」を叩き、カットラインにギリギリ届かず、通算イーブンパーで、まさかの予選落ち。
石川遼は、初日から出遅れ「79」2日目も「76」で、通算11オーバー、152位タイで予選落ちとなりました。
最終ラウンド 岩田寛のコメント
「耐えなかったら100とかいきそうだった…」最悪でした。風向きが変わっちゃったので、昨日あのままやりたかった」
(今季初のトップ20フィニッシュも)「今の状態をなかなか抜け出せない。また元に戻る感じ」「また、ゆっくり考えます」
(引用:GDO)
2日目 予選カット ホールアウト後の松山英樹コメント
2日目はサウスコースを2バーディ、6ボギーの「76」で、トータルイーブンパーで1打及ばず予選カット。
(初日8位から、まさかの予選落ち)「結果がすべてなんでね」
(この日はカップに蹴られること4度)「悪いストロークをしているわけじゃないし、ラインがひと筋違ったというだけでなにも気にしていない。それよりもショット」
(フェアウェイキープ率は初日の4回から7回へ改善した)「一貫性がないというか、打ち方がバラバラだった。何か一つ安定したものがないとこうやって崩れていく」「(スイングを)変えても変えなくても結果がすべて。そこにつながっていないということは、まだ何かやらなくちゃいけないことがある」
(次戦「ウェイストマネジメントフェニックスオープン2016」に向けて)「今週、早く終わったら終わったで、来週に向けて良い準備ができる。ショットの練習をしたい」
(引用:GDO カッコ内 著者編集)
2日目 予選カット ホールアウト後の石川遼のコメント
通算11オーバーで、今季2度目の予選カット
「集中力を保つのが難しかった。でもベストを尽くした」「今日は良いショットもたくさんあったので、来週また初日から頑張りたい」
(引用:GDO)
ゐ太夫の寸評
岩田は、もっと上位を狙える絶好のチャンスでしたが、嵐に翻弄された2日間となってしまいました。
ただ、松山、石川が予選カットとなった、PGAツアー屈指の難コース「トーリーパインズGC」サウスコースで、結果を出せたことは意義があります。
岩田は、入れ替えシード権での出場権ですので、トップ20フィニッシュで、FedExカップランキングを174位→137位までジャンプアップ出来たことも、大きな収穫です。
一方の松山は、苦手な「トーリーパインズGC」で初日は一時単独首位に立ち等、オフのパッティングの成果が出ていただけに、残念な予選カットとなりました。
ショットメーカー松山の最大の武器であるショットの精度が悪いことも気になります。
「ウェイストマネジメントフェニックスオープン2016」は、非常に得意な大会だけに、次戦までにどこまで調整してくるか?に注目です。
石川遼は、ノースコース、サウスコースとも悪く、本人はいい印象を持っているとも語っていただけに、スコアが崩れ出すと粘れない悪いパターンが出てしまいました。
今後どんどんとフィールドが厚くなっていくツアーで、早めにランキングを上げていく必要にも迫られています。
岩田は10位以内に入れば「フェニックスオープン」にも出場出来ましたが、出場権はなし。
「フェニックスオープン」では、今大会2人揃って予選カットとなった松山英樹、石川遼の、巻き替えしに期待が懸かります!
(ウェイストマネジメントフェニックスオープン2016 TV放送、大会概要)
h-idayu.hateblo.jp
(松山英樹 今後の出場予定・スケジュール)
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(石川遼 今後の出場予定・スケジュール)
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(岩田寛 今後の出場予定・スケジュール)
h-idayu.hateblo.jp
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