PGAプレーオフシリーズ第2戦「ドイツバンク チャンピオンシップ2015」松山英樹の3日目の組合せ・ペアリング・スタート時間、大きくスコアを伸ばした2日目ホールアウト後のコメント、全体ハイライト映像・順位をご紹介します。
39位Tからスタートした松山は前半我慢のゴルフを展開し、後半に入り一気にチャージを掛け最終18番では見事なイーグル締めで「65」で一気にトップ10入り。
単独首位に立ったのは「63」をマークし通算-12とした午前スタートのチャーリー・ホフマン。ジョーダン・スピースは2戦連続予選落ちという波乱も起きました。
【ドイツバンク選手権 2日目 リーダーズボード】
【ドイツバンク選手権 2日目 全体ハイライト映像】
youtu.be
(映像:PGA Youtube 公式アカウントより)
2日目は午前スタート組、午後スタート組で明暗が分かれました。
午前スタート組は大きくスコアを伸ばす中、風が出始め、元々固い高速グリーンが乾いてきた実力者の多い午後スタート組はスコアが伸ばせず。
途中まで唯一、上位に食い込んで行ったのは絶好調のジェイソン・デイのみと言っていいほど。
そこへ最後の上がり18番で長い距離のイーグルパットを見事に沈めた松山がトータル6アンダーでジェイソンと並び、松山の出した「65」のスコアは午後スタート組ではベストスコアとなりました。
午前スタートで9バーディー、1ボギー「63」のスコアを出したチャーリー・ホフマンが、通算-12で単独首位。
初日、単独首位のデ・ヨングは通算-9の単独2位。
続く通算-8の3位タイグループには、リッキー・ファウラー、ザック・ジョンソンらの4人が並んでいます。
午後スタート組では既述の通り、松山とデイの通算-6、10位タイグループが最高位。
松山と同組のマキロイはスコアを落とし、2オーバー、59位タイ。
そしてプレーオフシリーズ初戦「ザ・バークレイズ」で予選落ちし「「世界ランキング」「FedExカップランキング」とも首位の座を明け渡したジョーダン・スピースは、2戦連続予選カットとなってしまいました。
【松山英樹 ドイツバンク選手権 2日目 ホールアウト後のインタビューコメント】
(2日目は1イーグル5バーディー、1ボギーの「65」(PAR71)通算-6 10位T)
・あの劇的な18番長い距離のイーグルパットについて?
「もう少しバーディを獲れたかなというのもあるけど、最後に全部良い形で終われた」
・初日はバーディーを6個獲ったが、ボギーも6個。今日は1ボギーのみだったが?
「ピンチらしいピンチが3回あったけど、3回ともパーセーブできたのが良かった」(7番のロブショットからのパーセーブは)「何回かに1回しかできないショット」
・その3回の内の14番はティーショットをラフへ。そこからレイアップしていったが?
「(グリーンを)狙おうと思えば狙えたけど、刻んでもパーを獲れるだろう」(という意図だった)
・2日目は後半ノーボギーでチャージを掛けられたが?
「ショットがあまり良くないので、満足度は高くない」
・3日目に向けて?
「ショットがもうちょっとフェアウェイにいかないとダメ。バーディチャンスが少ないと今日のように伸ばすのは難しい。優勝スコアは伸びていくと思うので、自分も1つずつ伸ばして行きたい」
(引用:GDO 質問部分等一部著者改変)
【松山英樹 3日目 組合せ・ペアリング・スタート時間】
13:00 #1 OUT 松山英樹/ジム・ヒューリック 日本時間 7日 2:00スタート!
■ゐ太夫コラム
昨日のこのコーナーで書いた通り2日目にチャージを掛け、スコアを伸ばし、順位を上げる結果となりました。
フェアウェイキープ率は36%という酷い数字の中、ここまでスコアを伸ばせたのは18番のイーグルに代表されるパッティングが冴えたこと。
「スコアに対するパッティングの貢献度」は約2.8と高い数値で「スコアに対するショットの貢献度」約2.7も高い数値なのですが、今日は乱れたショットをパッティングでカバーするという理想的な展開だったという見方が出来ます。
(スタッツ上はショット、パット共に噛み合っていますが)
前半は「我慢のゴルフ」に徹し、後半に一気にチャージを掛け上がりホールでスコアを伸ばすのは、好調時の松山のゴルフのパターンの内のひとつで、復調具合は良好の様です。
今季の「WGC-キャデラックマッチプレー選手権」ではマキロイにコテンパンにやっつけられたので、マキロイにも「強い松山」の印象付が出来たことも収穫と言えるでしょう。
初戦に続いてスピースが予選カット。マキロイも絶好調とは言えず2日目は後退。「バークレイズ」では好調だったバッバ・ワトソンは腰の張りがありイマイチ。
現在上位にいる選手は、2日目のスタート順の恩恵を受けた選手も多く、優勝に向けて本当に怖いのはやはりジェイソン・デイ。
2日目終了時の上位では、リッキー・ファウラー、ダスティン・ジョンソン、ヘンリク・ステンソン。
そして3日目同組のジム・ヒューリック辺りが今大会、優勝争いに向けて立ちはだかりそうな存在です。
2日目にこれだけフェアウェイキープが出来ない中、ここまでスコアメイクをしてきた松山。
3日目にショット、パットがある程度噛み合えば、更に上位に付け最終日を迎えられます。
3日目は伸び悩むかもしれませんが、その場合は得意の「我慢のゴルフ」で好位置をキープし、得意の最終日に一気にチャージを掛ければ「今季初優勝」が自ずと見えてくるはずです。
(松山英樹 最終日の組合せ・ペアリング・スタート時間 3日目のコメント、全体ハイライト映像・順位)
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(松山英樹 3日目 通算-8 6位Tで最終日優勝争いへ!速報動画記事)
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