シーズン中からオフの補強の話題が噴出するタイガース。
おそらく、ストーブリーグの話題記事に関しては12球団トップであろう。
ネットで新聞・雑誌発の記事を検索しても、メジャー帰りも含め、
言葉は悪いが「書かれたい放題」である。
株主総会ではメジャー帰り、FA補強に異議有りとなった様だが、
必要なポジションを補強するのは、大切なことだ。
以前、書いた記事で「サードは中島の補強より新井良太で固定したい」
という、個人的思い入れを込めすぎた?稿には、有難いご意見も頂戴した。
まず、補強の大前提として、言っておきたいことは、メジャー、FA問わず
必ず「競争原理」を働かせて欲しいということだ。
今年、6番でほぼ固定した福留の様なことは、止めて頂きたい。
守備での貢献があるのでとのことだっが、打撃は余りにも酷すぎた。
あれでは、若手の芽を摘んでしまうし、腐る選手も出てきてしまう。
もし、契約時に「常時1軍やスタメン保証」等付けているのであれば、
今後、一切止めて貰いたい。
それがクリアされれば、私は金満補強と言われようが、
私は元来、大型補強大賛成派だ。
前置きが長くなったが、今オフの補強ポイントは先発、中継ぎ投手だ。
今季は、久保、スタンリッジが抜け、岩田の復活、ルーキー岩崎の活躍はあったが、
能見の不調も相俟って、計算が立てにくい状況であった。
また、中継ぎはいわゆる「セットアッパー」が福原、安藤とベテラン頼りだったが、
連投やイニングまたぎをさせにくく、またもう1枚足りない状態であった。
来季、松田が完全復帰したとしても、2人がベテランとなると使いづらい。
そこで、表題の、オリックス金子と平野が最優先補強選手となってくる。
毎年、マネーゲームはしない方針をとる阪神フロントだが、ここは何が何でも、
獲りに行ってもらいたい。
2人とも、30歳と若く、まさに脂の乗りきっている状況だ。
今季推定年俸は、金子が2億、平野が1億9千万。