アメリカ株が今年1番の下げ幅。
そして世界的景気後退懸念を受け、日経平均は前日比178円安の15,300円と
約2ヶ月ぶりの安値をつけ、引けた。
東証大引け、4日続落 米株急落で心理悪化、2カ月ぶり安値 :国内株概況 :株式 :マーケット :日本経済新聞
三連休前で、持ち越しリスクの売りがあるとはいえ、
アメリカ株が上げても日経は下がる、アメリカ株が下げたら、より下げる。
という以前にあった悪い循環になってきた気もする。
そして、外国人の売りがかなりのあるようだが、
アメリカではなく、欧州の投機筋からの売りが圧倒的に多いようだ。
9月23日に発表されたユーロ圏の9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は9カ月ぶりの低水準だったが、10月1日発表の確報値はさらに下方修正された。7日には国際通貨基金(IMF)が、2014年の世界の実質国内総生産(GDP)成長率を7月の予想から下方修正した。とりわけ不安感を増幅させたのがドイツの失速だ。ユーロ圏の景気けん引役だけに、7日に発表された8月の鉱工業生産の悪化で悲観ムードが一気に高まった。
引用:日経電子版10月10日
ユーロ圏の景気後退懸念に、日米が引きずられている様子だ。
下値目処が15,000円で止まってくれるといいのだが、
現在の世界相場を見ていると、不安要素は大きい。