鳥谷メジャー移籍のニュースは通信社までが
報道しているので、ほぼ確定であろう。
あとは、MLB球団と鳥谷との交渉次第といったところか。
【スポンサーリンク】
鳥谷の意思が固いのには、早大時代の同級生、ブリュワーズ青木の
存在も大きいと思われる。
お互い「ワールドシリーズ」「日本シリーズ」に出場し、
今も連絡を取り合う仲。
学生時代から「いずれはメジャーに」と公言していた
触発されない訳はなく「そろそろラストチャンス」と
踏んでの決断だったのではなかろうかと。
主力流出のニュースが流れる中、新井貴浩にも流出の可能性のニュースが。
Yahoo!ニュース - 鳥谷は海外FA権行使 早くも飛び交う阪神主力の「去就情報」 (日刊ゲンダイ)
今季、打撃は好調にも関わらず、守備のポジションがなく、
代打に甘んじた新井貴浩が、楽天を含むDHのあるパ・リーグへ
移籍するのではないか?といった報道だ。
【スポンサーリンク】
球団は既に協約の40%を超える現状2億円の推定年俸からの
大幅減俸を提示している模様だ。
彼も年齢的にラストチャンス。
今年のタイガースの新井貴浩の起用を見ると、
来季も活躍の場はないと見ていい。
広島の4番を三顧の礼を持って獲得したことから考えても、
ここ数年の不振はあったとはいえ、もう少し上手く起用できないものか?
と危惧はしていたが、三塁の守備に難がある彼の扱いは難しかろうとも
思っていた。
球団、ベンチ、新井本人と上手くその辺りの話し合い、
意思疎通が出来ていたのかどうか?
鳥谷に続き、新井も流出となると、再び恒例行事と揶揄された
オフもダメ虎なタイガースのイメージがフラッシュバックしてくる。
それ以前に来季を優勝争いをするチーム構成は大丈夫なのか?
といった懸念が大いにある。
3番と要のショートを誰に任せるのか?
すっぽりそのまま西岡に任せるとしても、戦力ダウンは免れまい。
センターとして素晴らしい守備力を誇る大和を今更戻すことも出来ない。
「鳥谷メジャー流出」はある意味「既定路線」のはずだったが、
彼の後継者を育成してこかなったタイガースの危機管理の甘さは、
相変わらずの「ぬるま湯体質」としか言い様がない。
(万が一、引き留めが出来たとしてもだ)
私は常々
最大の補強は新規選手の獲得にあらず、現有戦力の引き留めだ
ということを主張してきたが、
昨季、ベイスターズへFA移籍させてしまった久保流出の反省が
全く活かされていない。
鳥谷、新井の引き留めに全力を尽くしながらも、危機管理として
来季2人がいない想定のオーダーを決めていくこと、
平行して「戦力補強」を行うことは、