J1昇格プレーオフ準決勝。引き分けなら決勝進出のジュビロ磐田は、後半ロスタイムにセットプレーから山形ゴールキーパー山岸範宏のまさかの「ヘディングシュート」で1-2で破れ、来季J1への昇格はならず２期連続のJ2が決まった。
モンテディオ山形のサポーターも予想していなかったに違いない「幕切れ」だった。１－１で迎えた後半ロスタイム。コーナーキックとなり、GK山岸がゴール前まで上がってきていることは分かっていた。次の瞬間、誰もが予想しなかった山岸のヘディングゴールが決まった。
山形・石崎監督も「サインプレー」ではなく「GKがセットプレーで上がる練習」はしたことがないとコメントしている。
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サッカー 誰もが驚いたＧＫ山岸の劇弾！ 山形２―１磐田 ２０１４年１１月３０日 - YouTube
ゴール前まで上がった山岸に対し、ジュビロの岡田がマークに付くが、
CKが蹴られた瞬間、山岸はマークを外し、ボールへ一直線に走り、
ヘディングシュートを決めた。
マークに付いていた岡田も「まさか」という思いだったに違いない。
山岸は、まさしくその「まさか」の裏を突いた。
石崎監督は「サインプレー」ではないとコメントしたが、
今週もし絶対勝利が条件で、終了間際にコーナーキックとなった場合は、
山岸も上げるようにと、GKコーチに指示はしておいたとのこと。
GKコーチの笹原と山岸の２人は、監督の知らぬところで秘密の
セットプレーをしていたようだ。
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ジュビロサポーターには悲劇としか言い様がない、２期連続のJ２が
決まった瞬間となってしまった。
上からはセレッソ大阪も降格してくる。
強豪チームが、あっという間にJ2に落ちてしまう怖さ、
そして、ジュビロ磐田ほどのチームが一瞬の隙を突かれ、
２年連続J2となってしまうという怖さ、
今節は、本当にサッカーの「悲喜こもごも」を考えさせられる
試合が続いた週末となった。
フットボール批評issue02 サッカーを「知らない」日本人
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