※17、18番の連続バーディー映像を追加しました(2月23日更新)
ノーザントラストオープン2015、4日目最終日を迎えた松山英樹。昨日3日目のラウンドでは前半一時5位Tにまで付ける猛チャージを掛けたものの、松山にしては珍しく「欲張ってしまい」後半にスコアを崩してしまった。
非常に難易度の高いリビエラCCだが、最終日の今日は「欲張らない?バーディーラッシュ」で逆転優勝を狙いたい。
最終日の松山は6バーディ、2ボギーの「67」(パー71)通算5アンダー、3人のプレーオフとなった首位と1打差の4位タイでホールアウトした。
スタート1番503YのPAR5は3日間すべてバーディー以上を獲っている相性の良いホール。
2オンを狙った204Yのセカンドショットがグリーン手前のサイドバンカーへ。
しかし、松山は動じることなくバンカーからピン約2.1mに付けるスーパーショットを魅せる。
これを難なく沈めバーディー発進。トータル-2とする。
2番~5番はパーセーブ。
ショットメーカーの松山もなかなかピンに寄せきれない。
6番199YPAR3では、ティーショットをピン約6.4mに付ける。
微妙な距離のパッティングとなるが、見事カップインでバーディー奪取。
トータル-3とし、この時点でトップを走るグーセンと6打差。
6番ホールは4日間通じて初めてのバーディー。
バックナインは厳しい戦いとなってくるので、波に乗ってもう少しスコアを縮めておきたいところだ。
続く7番408YPAR4はフェアウェイ左から、133Yのセカンドショットをピン約1.5mまで寄せるスーパーショット。
これは難なく沈め連続バーディーで、トータル-4。
7番ホールも4日間で、初めてのバーディー。ショットメーカーの松山らしさが出て来た。
この時点では13位タイ。首位とは5打差あるが、あと1ストローク伸ばせばトップ10入りだ。
波の乗ってきた松山、迎える8番460YPAR4。ティーショットを少し右へ曲げてしまいセミラフへ。
残り168Yのセカンドは僅かにグリーン手前で2オンならず。
約16mの3打目はピンまで2.3mに寄せるが、このパーパットを外してしまい、悔しいボギー。
トータル-3に戻す。
上がりホールに強い松山。9番458YPAR4は取り返したいホールになった。
ティーショットは思い切り振り抜き320Yのロングドライブ。フェアウェイやや右、残り123Y付近まで飛ばしてきた。
セカンドショットはピン約5mまで寄せるが、バーディーパットはほんの僅かで入らずパー。
フロントナインはトータル-3で折り返すが、この時点でトータル-9で単独首位であったグーセンが
1ストローク落とし、-8でセルヒオ・ガルシアと並んでのトップタイ。
松山は首位と5打差で18位タイでバックナインへ。
10番315YPAR4は、初日、2日目とバーディーの好相性ホール。
残り88Yのセカンドアプローチショットはピン約7.6mまで寄せ、
微妙な距離のバーディーパットは僅かに入らずパー。
(映像は初日・2日目の10番松山英樹のプレー)
11番583YPAR5は僅かに右に曲げラフに落ちるティーショットながら333Yのビッグドライブ。
グリーンまで253Y残ったセカンドは、レイアップしグリーン手前残り50Y付近に付ける。
3打目のアプローチはピン約2.1mまで寄せ、見事今日4つ目のバーディー。
再びトータル-4に戻し、この時点で-8で単独首位のグーセンと4打差、10位タイまで順位を上げてきた。
続く12番479YPAR4は、セカンドショットがグリーン手前バンカーに入りそうになるも、
なんとかラフで留まり、約16.8mの3打目アプローチは、あわやチップインバーディーか?という
絶妙な寄せで惜しいパー。
13番459YPAR4は、セカンドショットは2オンするもピンまで約12.8mと長い距離を残す。
このロングパットをいいタッチで残り約70cmまで寄せ、パーセーブ。
ショット、ドライバー、そしてパットのフィーリングもバランス良く安定している。
この時点で首位は-7で4人が並ぶ混戦となり、松山は-4で3打差に迫り、俄然チャンスが出て来た。
有力ベテラン陣が上位に居並ぶ中、スコアが伸びない難しい痺れる展開となってきた。
なんとか優勝争いまで持って行きたい14番PAR3で、1オンするもののピンまでは約12.8m。
下りで距離のあるバーディーパットはピンを過ぎてしまい、約3.2mの折り返しも僅かに入らず、
1オン3パットで痛恨のボギー。
松山はトータル-3となり、この時点でのトップはジェームス・ハーンが-8に伸ばし単独首位で5打差。
15番PAR4は、2オンするも寄せきれずパー。
16番166YのPAR3では、1オンでピンまで約5.7mに付ける。
微妙な距離のバーディーパットは外してしまい、パーとする。
残り2ホールと厳しくなってきたが、少しでも順位を上げておきたいところ。
17番590YPAR5はティーショットでフェアウェイ右目に312Y飛ばし、残り262Yのセカンドショットは2オンし、ピンまで約14.2mに付ける。
その長いイーグルパットは入らずも、上手く寄せバーディー奪取。
トータル-4とし、最終18番へ。
この辺りで現地は強い雨が降り始める
その475YPAR4の18番は、317Yのティーショットがフェアウェイキープ。
残り158Yのセカンドショットは、あわやイーグルになりそうな絶妙なショットでピン約60cmに付ける。
これを難なく沈めバーディーフィニッシュ。
(最終日上がり連続バーディー映像)
松山、上り2ホールを連続バーディ締め!今季4度目のトップ5入り - YouTube
松山英樹は、ホールアウト時点で「クラブハウスリーダー」(先にホールアウトした選手の中で一番スコアが良い選手)となり後続の上位陣を待つことになる。
今日の場合では、天候が荒れてコンディションも悪くなっており、上位が自分のスコアまで落ちてホールアウトすればプレーオフの可能性もあった。
この後、ポール・ケーシーが-6でホールアウトしたため、クラブハウスリーダーはポール・ケーシーとなり、松山英樹の優勝の可能性は消えた。
それはさておき、最終日の松山のプレーはまさに彼の真骨頂とも言うべきショットの正確性を武器にバーディーラッシュを魅せ、今日だけで-4のスコアを叩き出した。
ただ、2つ3つは拾えたホールもあり、本人も不満はコメントすると思う。
この難しいリビエラCCで、これだけの内容のゴルフが出来たことは順位以上に相当な自信となるはずだ。
今回の経験は必ず次戦以降の松山のゴルフに活きてくると確信しているので、
出場予定の「ザ・ホンダクラシック」での優勝争いに期待したい。
(ノーザントラストオープン終了時点 世界ランキング・FedExランキングはこちら)
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