かねてから噂のあったF1マクラーレンホンダMP4-30のカラーリングの変更がスペインGPを直前に発表になりました。
2015年シーズンはこれまで組んできたメルセデスカラーで走ってきたものの、ロン・デニスCEOは、どこかのタイミングでマクラーレンらしい配色のマシンに変更することを示唆。
今回発表されたマシンでは、これまでのメルセデスシルバーからグレースケールをメインにアクセントとして流線型のマクラーレンレッドを大胆にあしらったマシンが発表されています。
Revised McLaren-Honda livery to debut at the #SpanishGP. Here's the first official pics, guys. #Stealth pic.twitter.com/KB1TL20tWx
— McLaren (@McLarenF1) 2015, 5月 6
ここまでマクラーレンホンダは2014年まで組んでいたメルセデスのメインカラーのシルバーに、マクラーレンレッドでコクピットからノーズまでを縁取ったもので走行。
ここまでメルセデスやフォースインディアと間違えやすいという声も多く、特に夕方・夜間レースでの見分けが付きにくいことに、関係者・ファンから不満の声が挙がっていました。
マクラーレンはスペインGPからカラーリングを変更してくるというニュースが流れ、ロン・デニスもカラー変更は認めたものの当初、時期を明言しなかったため情報は錯綜しましたが、今回スペインGPからの変更となりました。
.@McLarenF1 reveals the new #F1 livery it will run from the #SpanishGP: http://t.co/wienSqre81 pic.twitter.com/QeISHna3ou
— AUTOSPORT (@autosport) 2015, 5月 6
マクラーレンチームが発表した画像では、ほぼブラックに見え、マシン中央部分に縁取られたマクラーレンの「スピードマーク」の蛍光カラーと、カウルの上部、ノーズ部分の縁取りをされたレッドカラーに違いが見られるようです。
今回のスペインGPからホンダF1もパワーユニットをアップデートしてきており、マクラーレンホンダにとって、この3週間のインターバルでどこまで仕上げられたか?が試される(試す?)レースとなります。
これからヨーロッパラウンドにも突入する絶好のタイミングで、マシンカラーを一新し、アップデートされたパワーユニットで、予選Q3進出、決勝でのポイント獲得が大いに期待されます。