「ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ2015」初日を迎えた松山英樹。
大会前のパワーランキング(優勝予想)では6位に入り、第5のメジャーと言われる「ザ・プレーヤーズ」でも評価の高さは変わらない。
初日の松山は6バーディ1ボギーのトータル「67」で回り、通算5アンダー、トップ1位タイでホールアウトした。
大会直前インタビューでは、前回「マッチプレー選手権」より調子は上がってきていると、コメントした松山。初日から好スコアを出し、上位・優勝争いが期待される。
初日は早めのスタートで、ジミー・ウォーカーとアーニー・エルスとのペアリングでINスタート。
10番424YPAR4
松山のティーショットはフェアウェイバンカーに捕まってしまい、3オンとなる。しかし残りピンまで約2.7mに寄せ、パーセーブ。
11番558YPAR5
284Y飛ばしたティーショットは左ラフへ。258Yの距離を残すが2打目は139Yとレイアップし、124Yを残す。
3打目でグリーンオンし、ピン約4.2mに着けるも、バーディーパットはオーバーし、パー。
12番358YPAR4
ティーショットは再び左へ曲がり、残り95Yの位置へ。ここは2オンするも、ピン約7mの距離を残す。
バーディーパットはカップをオーバーし、ここもパーセーブ。
ここまでティーショットが安定せず、我慢のゴルフが続く松山。そろそろスコアを縮めていきたいところだ。
13番181YPAR3
松山のティーショットはピン左目に約3.6mまで着ける。このパットを沈め、今日初バーディー奪取。
14番481YPAR4 続けてバーディーを狙いたいところ。
296Yの飛距離のティーショットはフェアウェイ左目をキープ。残り192Yのセカンドは2オンに成功するも、ピン約8.5mの距離。3打目のパットも強めに打ち、カップをオーバー。
このホールはパーとする。
15番449YPAR4
ティーショットは左ラフへ。ピンまで残り159Yの地点。
松山のセカンドはピンまで1mを切るスーパーショットとなり、このホールバーディー奪取。
このバーディーで-2とする。
16番523YPAR5
321Yのロングドライブはフェアウェイ右目をキープ。残り214Yのセカンドは2オンし、ピンまで約4mに着けるスーパーショット。イーグルパットは惜しくも外し、連続バーディー奪取。
2連続バーディーとなり、これで-3。
17番137YPAR3 グリーンが池の真ん中に位置する名物ホール
ティーショットは1オンも僅かにピン奥、残り約3.4m。
バーディーパットは僅かに外し、惜しいパーセーブ。
18番462YPAR4 前半上がりのホールは得意だけに獲っていきたい
ティーショットは292Yの飛距離で、フェアウェイをキープ。残り178Y。
セカンドはグリーンをオーバーし、残り約4.9mの位置。
3打目は僅かにカップを外し、パーセーブ。
前半を3バーディーノーボギーの3アンダーで、フロントナインへ。
前半途中からショットの精度が上がってきており、後半も期待できそうだ。
1番423YPAR4
ティーショットは右のラフへ、残り165Yを残す。セカンドはグリーン手前のバンカーへ入れてしまい、まだ残り41Yを残す。
3打目でグリーンに乗せるも、ピンまで約7m。
このパーパットは入らず、後半スタートでボギーを叩いてしまう。
このボギーで、トータル-2に戻す。
2番532YPAR5
ティーショットはフェアウェイほぼ真ん中へ。残り237Yのセカンドは、グリーン左手前のラフへ、残り25mの地点。
3打目はピン約2.4mまで寄せ、これを決めバーディー。
ボギーホールの次をバーディーで取り返すいい流れで、トータル-3に戻す。
3番177YPAR3
ティーショットはグリーン左のサイドバンカーへ。ピンまで15.6mを残す。
2打目のバンカーショットは、ピン約1.5mまで寄せ、ナイスパーセーブ。
4番384YPAR4
266Yのティーショットはフェアウェイキープ。残り121Y地点へ。
セカンドは2オンし、ピンまで約2.4mに着け、これを沈めバーディー。
松山、ショットの冴えが増してきており、トータル-4でこの時点で首位タイ。
5番471YPAR4
285Yのティーショットはフェアウェイをキープ。残り174Yのセカンドは僅かにグリーン手前へ、残り11m。
3打目はカップをオーバーし、パー。
6番393YPAR4
ティーショットはフェアウェイキープ。146Yのセカンドはピン約4.6mに着けるナイスショット。
しかし、バーディーパットは入らずパー。
7番442YPAR4
301Yのティーショットはフェアウェイ右目をキープ。残り142Yの位置へ。
セカンドはピン約5.5mまで寄せる再びキレのあるショット。
しかし、このホールもバーディーパットは決まらずパー。
8番237YPAR3
201Yのティーショットは僅かにグリーンを外し、残り約9.8mを残す。
このアプローチはあわやチップインバーディーとなる絶妙なショット。
ここは惜しいパーセーブ。
9番583YPAR5 最終ホールでトップタイから単独首位へと抜け出したいところ。
ティーショットは271Yを飛ばしフェアウェイ左目をキープ。297Yを残す。
セカンドは219Yの飛距離で、残り85Y地点へ。
3打目は3オンし、ピンまで約3.6m。
松山はこれを沈め、最終ホールをバーディーで上がった。
【松山 最終9番バーディーで単独首位ホールアウト】
(映像:PGA公式HPより)(単独首位はホールアウト時点)
初日の松山は6バーディ1ボギーのトータル「67」で回り、通算5アンダー、単独1位タイでホールアウトした。
大会前のインタビュー通り、ショットの精度は少しずつ戻ってきており、ピンに絡むケースが多く見られた。
また微妙な距離のパットも沈めてきており「マッチプレー選手権」からの好調を維持している。
スロースターターの松山は「マスターズ」でスピースの初日からの猛チャージに追いつけず「マッチプレー選手権」ではマキロイに前半からペースを握られ完敗した。
今回、それを踏まえて第5のメジャーと呼ばれるフィールドの厚い大会で、初日からバーディーラッシュで飛ばした形となった。
まだ3日間あるが、一番の武器のアイアンショットがもう少し復調し、狭いコースだけに、少し不安定さを見せているティーショットが安定していけば、パットの調子がいいだけに、このまま突っ走る可能性は高い。
今大会、大いに期待が掛かる展開となりそうだ。
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