いよいよ始まった2016F1オーストラリアGP1日目フリー走行。午前のFP1、午後のFP2とも、強い雨が降ったり止んだり、場所によっては晴れていたりという状況。
難しいコンディションの中で、両セッションで、トップタイムを叩き出したのは、やはりメルセデス・ハミルトンでした。
そして、今季期待のマクラーレン・ホンダも、FP1、FP2共にアロンソ、バトンが2台揃って、トップ10入りを果たしています!
午前 フリー走行 1回目 FP1
フリー走行1回目 FP1タイム
P | Driver | チーム | Time | Laps |
---|---|---|---|---|
1 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | 1:29.725 | 14 |
2 | D.クビアト | レッドブル | 1:30.146 | 14 |
3 | D.リカルド | レッドブル | 1:30.875 | 13 |
4 | N.ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | 1:31.325 | 8 |
5 | M.フェルスタッペン | トロ・ロッソ | 1:31.720 | 14 |
6 | N.ロズベルグ | メルセデスAMG | 1:31.814 | 11 |
7 | F.アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 1:33.060 | 11 |
8 | J.バトン | マクラーレン・ホンダ | 1:33.129 | 16 |
9 | S.ペレス | フォース・インディア | 1:33.370 | 6 |
10 | K.マグヌッセン | ルノー | 1:34.060 | 13 |
11 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:34.550 | 6 |
12 | F.マッサ | ウィリアムズ | 1:34.679 | 6 |
13 | F.ナスル | ザウバー | 1:34.796 | 7 |
14 | J.パーマー | ルノー | 1:35.477 | 12 |
15 | M.エリクソン | ザウバー | 1:37.956 | 6 |
16 | P.ウェーレイン | マノー | 1:40.401 | 6 |
17 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:40.754 | 10 |
18 | E.グティエレス | ハース | 1:41.780 | 8 |
19 | R.ハリアント | マノー | 1:43.372 | 7 |
20 | R.グロージャン | ハース | 1:43.443 | 6 |
21 | S.ベッテル | フェラーリ | No Time | 8 |
22 | C.サインツ | トロ・ロッソ | No Time | 3 |
フリー走行1回目は、開始前に止んだかと思われた雨が、再び降りだし、場所によってドライ、ウェットと路面状況の差があり、また時折り雨脚が強まり、視界が悪くなるコンディションの中での走行。
開幕戦の初っ端から、マシンを壊したくないチーム、本番は雨の予報ではないため、本気で走ることをためらうチーム、テスト不足から少しでも走っておきたいチームと、それぞれの思惑が交錯。
そんな中、14周を走り、唯一1分30秒を切る1m29.725のタイムを計測したメルセデス・ハミルトンが1番手。
2、3番手はクビアト、リカルドのレッドブル勢、テストで速さを魅せていたフォースインディア・ヒュルケンベルグとトロロッソ・フェルスタッペンが4番手、5番手。
ニコ・ロズベルグは、コンディションの違いもあり、ハミルトンと約2秒差の1m31.814sのタイムで、6番手。
そして、マクラーレン・ホンダのアロンソ、バトンが、タイムは1分33秒台ながら、7番手、8番手と続き、2台揃ってトップ10に入りました。
映像:ホンダPU開発スタッフの奮闘
To warm you up for #AusGP get a sneak peak of the team preparing the power unit in our R&D facility in Sakura #F1 pic.twitter.com/xulE3qXI7X
— Honda Racing F1 (@HondaRacingF1) 2016年3月15日
午後 フリー走行 2回目 FP2
フリー走行2回目 FP2タイム
P | Driver | チーム | Time | Laps |
---|---|---|---|---|
1 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | 1:38.841 | 7 |
2 | N.ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | 1:39.308 | 8 |
3 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:39.486 | 7 |
4 | D.リカルド | レッドブル | 1:39.535 | 9 |
5 | C.サインツ | トロ・ロッソ | 1:39.694 | 16 |
6 | F.アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 1:39.895 | 16 |
7 | J.バトン | マクラーレン・ホンダ | 1:40.008 | 13 |
8 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:40.761 | 7 |
9 | S.ペレス | フォース・インディア | 1:41.256 | 8 |
10 | D.クビアト | レッドブル | 1:42.411 | 10 |
11 | E.グティエレス | ハース | 1:42.891 | 10 |
12 | P.ウェーレイン | マノー | 1:43.401 | 25 |
13 | R.グロージャン | ハース | 1:43.731 | 8 |
14 | R.ハリアント | マノー | 1:44.304 | 22 |
15 | N.ロズベルグ | メルセデスAMG | 1:47.356 | 4 |
16 | K.マグヌッセン | ルノー | No Time | 2 |
17 | J.パーマー | ルノー | No Time | 5 |
18 | F.マッサ | ウィリアムズ | No Time | 2 |
19 | V.ボッタス | ウィリアムズ | No Time | 2 |
20 | M.エリクソン | ザウバー | No Time | - |
21 | F.ナスル | ザウバー | No Time | - |
22 | M.フェルスタッペン | トロ・ロッソ | No Time | - |
午後のセッションも、天候は良くならず、FP2開始からしばらくどのチームもピットアウトせず。
マシンがコースインしないので、アルバートパークの水鳥達は、サーキットで羽根休め。
Right, you've had your fun. Sun's out and the rain has stopped. Move along, please. #AusGP #FP2🌤 pic.twitter.com/w3Hf5jkcvI
— Formula 1 (@F1) 2016年3月18日
時間をおいて、一番にコースインしたのは、FP1で好調だった地元レッドブル・リカルド。
ただ、序盤トップタイムを叩き出したのは、マクラーレン・ホンダ・アロンソで、1m41.694sのラップタイムで、クビアト、サインツ、ロズベルグを従える一幕も。
その後、フェラーリ・ライコネンが、1m39.486sでトップに立ち、徐々に1分40秒台を切るマシンが増えだした。
メルセデス・ロズベルグはアタックに入ったラップのセクター2でスピン、そのままウォールに激突し、ウイング廻りを破損し、マシンを降りる。
(映像リンク ロズベルグ スピンクラッシュ)
FP2: Rosberg prangs the barriers, loses front wing
(画像 ロズベルグ クラッシュ)
#FP2 went well for Lewis Hamilton.
— BBC Sport (@BBCSport) 2016年3月18日
Not so well for Nico Rosberg...
Report https://t.co/XLquLFjh3L #F1 #AusGP pic.twitter.com/eT6NBBqadv
結局、FP2のトップタイムもFP1同様、メルセデス・ハミルトンが1m38.841sを計測。
そして、雨の中でもセッティングのために積極的に周回を重ねたマクラーレン・ホンダは、アロンソ、バトン共FP1から1つずつ順位を上げ、6番手、7番手へ!
デプロイの懸念が払拭され、安定感を増したホンダPUですが、ストレートエンドで、なぜかパワーを失う傾向が出ているという話もある様です。
2番手は、フォースインディア・ヒュルケンベルグ、3番手フェラーリ・ライコネンと続く。
ルノー、ウィリアムズ、ザウバーは、計測ラップに入らず、ノータイム。
トロロッソ・サインツJr.は16周を走行し、5番手タイムを計測するも、フェルスタッペンは姿を見せず、何かのトラブルか、チームの指示で走らなかったのかは不明です。
オーストラリアGP1日目は、フリー走行2回とも悪天候の中で行われたため、実際の勢力図が見えてこない状況です。
ただ、参考タイムとして見ていても、上位から下位チームのタイム差は昨季より縮まってきており、今年はより多くのバトルが見られそうです。
明日は予選前のFP3と、新レギュレーションで、大注目の予選が行われます。
1台ずつのノックアウト方式の予選が、果たして上手く機能するのか?何より見ていて楽しめるものなのか?
チーム関係者、ドライバー、メディア、そしてファンの注目が集まります。
(オーストラリアGP2016 TV放送、概要、タイムスケジュール)
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