更新:2016年5月15日
2016F1GPは第5戦「スペインGP」を迎え、いよいよヨーロッパラウンドに入ります。その1日目。フリー走行1回目・FP1、2回目・FP2の模様をご紹介します!
マクラーレンホンダ・アロンソ、トロロッソ・サインツにとっては母国GPとなるスペインGP。予選、決勝へ向け、地元ファンにいいパフォーマンスを魅せたいところ。また、クビアトとのトレードで、レッドブルに昇格となったフェルスタッペンと事実上の降格扱いとなったクビアトの2人にも注目が集まります。
期待のマクラーレンホンダは、FP2でアロンソが7番手タイム、バトンも12番手タイムを出しており、明日、悲願の予選Q3進出に大きな期待が懸かります!
【目次】
フリー走行 1回目 FP1
フリー走行1回目 FP1タイム
P | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|
1 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:23.951 | 22 |
2 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:24.089 | 18 |
3 | N.ロズベルグ | メルセデス | 1:24.454 | 34 |
4 | L.ハミルトン | メルセデス | 1:24.611 | 33 |
5 | D.リカルド | レッドブル | 1:25.416 | 25 |
6 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1:25.585 | 29 |
7 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:25.672 | 36 |
8 | C.サインツ | トロロッソ | 1:26.078 | 19 |
9 | F.マッサ | ウィリアムズ | 1:26.186 | 32 |
10 | F.アロンソ | マクラーレン | 1:26.243 | 18 |
11 | K.マグヌッセン | ルノー | 1:26.576 | 30 |
12 | D.クビアト | トロロッソ | 1:26.583 | 21 |
13 | N.ヒュルケンベルグ | F.インディア | 1:26.938 | 27 |
14 | S.ペレス | F.インディア | 1:27.064 | 9 |
15 | F.ナッセ | ザウバー | 1:27.253 | 27 |
16 | R.グロージャン | ハース | 1:27.258 | 17 |
17 | E.グティエレス | ハース | 1:27.283 | 18 |
18 | M.エリクソン | ザウバー | 1:27.392 | 24 |
19 | J.バトン | マクラーレン | 1:27.610 | 19 |
20 | P.ウェーレイン | マノー | 1:28.084 | 29 |
21 | R.ハリアント | マノー | 1:29.052 | 34 |
22 | E.オーコン | ルノー | No Time | 6 |
(映像)カタルーニャサーキット バードビュー
A bird's-eye view of the Circuit de Barcelona-Catalunya
(映像:FORMULA 1.com)
前回、ロシアGPで空力パーツのアップデートを施し来たマクラーレンホンダは、今回、フロントウイングに更に細かな変更を施してスペインGPに臨む様です。
Bite-size tech: McLaren's new front wing revealed https://t.co/v76GhgLMAK @motorsportさんから
— ゐ太夫(いだゆう) (@toratora1860) May 13, 2016
他チームもヨーロッパラウンドに入り、続々とアップデートをされたパーツを持ち込んできており、これまでの勢力図が変わる可能性も出て来ており、注目のスペインGP初日となりました。
FP1セッション開始直後から、コースインし周回を重ねたのはメルセデス勢。
メルセデスは得意の?ミディアムタイヤでロズベルグ、ハミルトンが1-2。
フェラーリはソフトタイヤでアタックに入り、ライコネン、ベッテルの順で、メルセデスのタイムを上回り、1-2体勢。
セッション序盤では、ルノーのテストドライバー、エステバン・オコンのマシンのリアタイヤがパンクするトラブルで、ピットイン。その後はコースイン出来ないままセッションを終えることとなりました。
フォースインディア・ペレスはオイル系等のトラブルで白煙を吹き、ピットイン。ペレスのFP1は9周のみとなりました。
セッション中盤に入り、再びトップチームもアタックに入る中、フェラーリ・ベッテルは1:23.951のトップタイム。ライコネンが1:24.089で2番手。
次いで、ロズベルグ、ハミルトンの順でメルセデス勢の2台。5-6番手はウィリアムズではなく、レッドブルの2台でリカルド、フェルスタッペンの順。
ここまで好調だったウィリアムズは、7番手にボッタスが入り、トロロッソ・サインツを挟み、9番手にマッサ。
そして、フェルナンド・アロンソは10番手タイム。ジェンソン・バトンはマシントラブルを抱え、19番手となっています。
(映像)スペインGP 1日目 FP1・FP2ハイライト
Unstoppable to undriveable - Friday's best action from Spain
(リンク先:FORMULA1.com)
フリー走行 2回目 FP2
フリー走行2回目 FP2タイム
P | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|
1 | N.ロズベルグ | メルセデス | 1:23.922 | 35 |
2 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:24.176 | 31 |
3 | L.ハミルトン | メルセデス | 1:24.641 | 27 |
4 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:25.017 | 35 |
5 | C.サインツ | トロロッソ | 1:25.131 | 39 |
6 | D.リカルド | レッドブル | 1:25.194 | 37 |
7 | F.アロンソ | マクラーレン | 1:25.342 | 31 |
8 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1:25.375 | 31 |
9 | S.ペレス | F.インディア | 1:25.437 | 32 |
10 | N.ヒュルケンベルグ | F.インディア | 1:25.453 | 35 |
11 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:25.708 | 30 |
12 | J.バトン | マクラーレン | 1:25.893 | 20 |
13 | R.グロージャン | ハース | 1:25.899 | 33 |
14 | K.マグヌッセン | ルノー | 1:26.244 | 40 |
15 | D.クビアト | トロロッソ | 1:26.375 | 44 |
16 | F.マッサ | ウィリアムズ | 1:26.491 | 36 |
17 | J.パーマー | ルノー | 1:26.770 | 16 |
18 | P.ウェーレイン | マノー | 1:26.960 | 40 |
19 | R.ハリアント | マノー | 1:27.252 | 39 |
20 | F.ナッセ | ザウバー | 1:27.812 | 40 |
21 | E.グティエレス | ハース | 1:28.205 | 9 |
22 | M.エリクソン | ザウバー | 1:28.501 | 42 |
FP2もFP1に続いてドライコンディションの中、スタート。
FP2最初のアタックではフェラーズ勢はミディアムでアタック。ベッテル-ライコネンの1-2。
直後にメルセデスがアタックに入ったタイミングで、ルノー・パーマーがメインストレートで、タイヤをバーストさせ、赤旗中断。
再開直後にアタックに入ったアロンソは、1:26.268で、この時点でのトップタイムを叩き出すも、最終的には1:25.342で7番手タイム。
再開直後にPUが停止してしまい、下り坂を使ってピットに戻ったバトンも、1:25.893で12番手タイム。
FP2のトップタイムは、ロズベルグの1:23.922。2番手はライコネン、3番手にハミルトン、4番手ベッテルと、FP2はメルセデスとフェラーズが交互に並びました。
5番手には、母国GPとなるサインツが入り、6番手にリカルド、アロンソを挟み、レッドブル移籍初戦のフェルスタッペンが8番手と健闘。
ここまでフェラーリの次の序列であったウィリアムズは、スペインでは苦しい展開で、フォースインディア2台の後ろの11番手にボッタス、マッサは16番手となっています。
そして、トロロッソ移籍初戦で注目のクビアトはFP1で12番手。FP2で15番手となっています。
ここまで、イマイチ信頼性の低かったフェラーズが安定した速さを見せてきており、メルセデスとの予選もこれまでよりは白熱しそうです。
そして、着実に速さと信頼性を築きあげてきているマクラーレンホンダの予選Q3進出なるか?にも注目が集まります!
(スペインGP2016 タイムスケジュール TV放送 各日結果速報)
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(スペインGP2016 予選 アロンソ初Q3進出!)
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(2016F1GP日程・スケジュール レギュレーション改正等記事)
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