PGAツアー「アーノルドパーマーインビテーショナル2016」3日目・第3ラウンドの松山のプレーの模様をお伝えします!
2日目はスコアを伸ばし、16位Tまで順位を上げた松山。更なる飛躍が期待される3日目のゴルフに注目が集まりました。
3日目は雨が降り、難しいコンディションの中、波乱のダボスタート。ショットの精度を欠くも我慢のゴルフで、4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「71」通算6アンダー、18位Tでのホールアウトとなりました。
来る「マスターズ」に向けて、次週「WGC-デルマッチプレー」も含めて、あと2戦。
ショットに不安を持つ松山だが、この辺りで調子を上げていきたいところ。
この日は、雨が降りしきる中、飛距離が伸びず、グリーンも重くなり、難しいコンディション。
その中で、3日目の松山の闘いは、キャメロン・トリンゲル、キーガン・ブラッドリーとのペアリングで、現地8時45分、OUTスタートで始まった!
1番461YPAR4
ティーショットは大きく左へ曲がり、OBラインぎりぎり内側のベアグラウンドへ。残り179Y。
セカンドもミスショットとなり、グリーン左手前のラフへ。残り42Y。
3打目アプローチは、前方の木が邪魔になり、グリーン手前のバンカーへ入れてしまう。残り17m。
4打目バンカーショットは、ピンそば1.6mに着ける。
しかし、このボギーパットを外してしまい、痛恨のダブルボギースタート。
いきなりショットが乱れ、ダボ発進で、トータル3アンダーへ。
2番231YPAR3
ティーショットは、ピン奥5.4mに着ける。
微妙な距離のバーディーパットは、僅かに外れ、パー。
3番434YPAR4
FW左サイドからのセカンドは、ピン手前4.2mに着ける絶妙なショット!
この微妙な距離のパットは沈め、初バーディ奪取!
このバーディで、トータル4アンダーに戻す!
4番561YPAR5
FW右サイドから、2オン狙いの残り272Yのセカンドは、グリーン左ラフへ。残り30m。
3打目アプローチは、ピン奥8.2mに着ける。
長めのバーディーパットは纔かに外れ、パー。
5番390YPAR4
FWセンターからのセカンドは、ピン左奥5mに着ける。
このバーディーパットも、僅かに外れ、パー。
6番555YPAR5
大きな池を中央に、その縁を左ドッグレッグに湾曲する、2度の池越えが必要なホール
318Yドライビングは、右ラフへ。残り246Y。
セカンドは、レイアップし、グリーン手前FWへ。残り71Y。
3打目アプローチは、ピンそば1.8mに着ける絶妙なショット!
しかし、この距離のバーディーパットも外してしまい、パー。
7番199YPAR3
ティーショットは、ピン右3.4mに着ける絶妙なショット!
このチャンスはしっかり決め、今日2個目のバーディ奪取!
素晴らしいショットからのバーディで、トータル5アンダーに!
8番460YPAR4
FW左サイドから、残り159Yのセカンドは、ピン右手前8.7mに着ける。
長いパットはカップ手前70cmほどまで寄せ、パー。
9番474YPAR4
FW右サイドからのセカンドは、ピンそば1.3mに着けるスーパーショット!
ここはしっかり沈め、前半上がりでバーディ奪取!
前半は、3バーディ、1ダブルボギーで、トータル6アンダーでハーフターンとなった。
前半スコアカード
10番400YPAR4
右ラフから、残り140Yのセカンドショットは、グリーン手前FWへ。残り12m。
3打目アプローチは、もう少しでチップインの抜群の寄せで、タップインパー。
11番438YPAR4
FW中央から、残り158Yのセカンドは、グリーン手前のバンカーへ。12m。
3打目バンカーショットは、ピン奥8.4mに着ける。
長いパーパットは、10cmほどカップを外れてしまい、ボギー。
この手痛いボギーで、再びトータル5アンダーに戻す。
12番574YPAR5
右ラフから、残り308Yレイアップのセカンドは、FW中央へ。残り156Y。
3打目は、ピン左12mに着け、4打目でカップ手前1.6mまで寄せ、パー。
13番370YPAR4
FWセンターから、残り124Y池越えのセカンドは、ピン奥のエッジへ。残り4.7m。
微妙な距離のバーディパットは、20cmほどカップを外れ、パー。
14番215YPAR3
ティーショットは、ピン左奥12.5mに着ける。
2打目でカップ手前1.2mまで寄せ、パー。
15番429YPAR4
FWセンターから、残り181Yのセカンドは、ピン左4.5mに着ける絶妙なショット!
このバーディパットは外れ、パー。
16番511YPAR5
309Yのドライビングは、FW右サイドへ。残り189Y。
セカンドはピン奥9.6mに着ける。
長いイーグルパットは、20cmほどカップを外れるも、タップインバーディ奪取!
このバーディで、トータル6アンダーに戻す!
17番221YPAR3
ティーショットは、ピン左奥14mに着ける。
長いバーディパットは、ピン左1mに着け、パー。
18番458YPAR4
FW右サイドから、残り192Yのセカンドは、グリーン左のラフへ。残り21m。
3打目アプローチは、ピン左5.4mに着ける。
嫌な距離のパーパットだが、ここはしっかり沈め、パーセーブ。
3日目の松山は、4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「71」トータル6アンダー、18位Tでホールアウトした!
後半スコアカード
3日目 松山英樹 ハイライト映像リンク
ゐ太夫の寸評
何と言っても、スタートのダブルボギーが痛かった。
ティーショットからショットの精度を欠いたことも痛いが、1.6mのボギーパットを外してのダブルボギーとしたことが、精神的ダメージが大きかったはずだ。
ここまで精度の高いティーショットを打ってきたが、この日のフェアウェイキープ率は71.43% (10/14)
パーオン率は72.22% (13/18)と3日間で一番良い数字だが、なかなかバーディチャンスの距離まで着けられず。
より正確な数値が出る「ショットの貢献度」は0.987と、1.0を割ってしまい、これは松山にしては珍しい数値。
「パッティングの貢献度」は-0.132と、チャンスを拾いきれないシーンも観られ、我慢のゴルフとなった。
初日は最終ホールで、池に入れダボ。3日目はスタートホールでショットのミスとショートパットを外してのダボ。
余り大叩きをしない安定感のあるゴルフをする松山が、ここの所、ダブルボギーが増えてきているのは、気になるところだ。
18位Tで迎える最終日。何とか形を作り、トップ10フィニッシュで、次戦「WGC-マッチプレー」その後の「マスターズ」に繋げられるゴルフを期待したい!
(アーノルドパーマーインビテーショナル2016 TV放送・速報結果・組合せ・ペアリング・概要)
h-idayu.hateblo.jp
(2日目ホールアウト後のコメント、全体ハイライト映像、順位)
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(初日ホールアウト後のコメント、全体ハイライト映像、順位)
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(マスターズ 出場資格 歴代優勝者、記録、歴史)
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(松山英樹 今後の出場予定・スケジュール)
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(石川遼 今後の出場予定・スケジュール)
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