PGAプレーオフシリーズ第1戦「ザ･バークレイズ」最終日を迎えた石川遼。
最終日は後半に大きくスコアを崩し1バーディー、2ボギー2ダブルボギーの「75」(PAR70)で、通算5オーバーの66位タイでホールアウト。プレーオフ初戦敗退が決まった。
３日目はスコアを伸ばし46位タイまで順位を上げた石川。
しかし、プレーオフシリーズ第２戦「ドイツバンク選手権」に出場するためには、FedExカップランキング100位以内が条件となる。
石川がランキング100位に入る目安の順位は27位以内が予想され、状況によってはもう少し順位を上げる必要も出てくる可能性もある。
少なくとも３～４ストロークは伸ばしたいところで、最終日は、足踏みは許されない！
■１番432YPAR4
フェアウェイからのセカンドは２オン。ピン約4mに寄せるも、２パットでパー。
■２番443YPAR4
フェアウェイからのセカンドで２オンも、寄せきれず２パットのパー。
■３番196YPAR3
ティーショットは１オンも、ピン約16.5mと距離があり、ここもパー。
■４番326YPAR4
ラフからのセカンドは２オンならず、３打目であわやカップインも僅かに外れ、パー。
■５番495YPAR4 難易度1位。気を付けたい！
フェアウェイからのセカンドはグリーンを外し、３打目でピンそば約60cmに寄せパーセーブ。
■６番164YPAR3
ティーショットはグリーンを外し手前ラフへ。残り約12mのセカンドは飛びすぎ２オンもピンまで約7.7mを残す。
このパーパットを外し、痛いボギーを叩いてしまう。
このボギーでトータル１オーバー、51位タイグループへ。
■７番471YPAR4
フェアウェイからのセカンドは２オン。ピン約3.8mに付けるも２パットでパー。
■８番480YPAR4
ラフからのセカンドは２オンも、ピン手前約23mと距離があり、２パットでパーセーブ。
■９番368YPAR4
ラフからのセカンドは２オン。ピン約6.9mに付けるも２パットでパー。
前半は、ノーバーディー、１ボギーのトータル１オーバー、55位タイのでハーフターンとなった。
【前半 スコアカード】
昨日からのショットの不調を引きずってしまい、パットも余り良くないため、スコアが伸ばせない展開だ。
フェアウェイキープは4/7。
セカンドショットがグリーンオーバーや２オンしても寄せきれないパターンや微妙な距離のバーディーパットがことごとく外れるなど、厳しい展開だ。
このままでは第２戦に進めず、後半は何とか巻き返しを図りたい！
■１０番411YPAR4
フェアウェイからのセカンドは２オン。ピン約4.9mに着けるも２パットでパー。
■１１番148YPAR3
ティーショットはグリーンをオーバーするが、アプローチはあわやチップインも僅かに外し、パー。
■１２番588YPAR5 難易度18位のロングホール。ここも狙いたい！
３打目でピン約5.5mに着けるも、ここから３パットしてしまい、ボギー。
このボギーでトータル２オーバー、55位タイグループへ。
■１３番482YPAR4
フェアウェイからのセカンドはグリーン手前のバンカーへ。残り約14.5mのバンカーショットをピンそば約1.3mに寄せ、パーセーブ。
■１４番228YPAR3 ３日間ボギーで、昨日は池ポチャ。気を付けたい！
ティーショットはグリーン手前の池に入れていまい、ウォーターハザード。
１ペナでドロップし、残り約７２Yの３打目はグリーンをオーバー。
４打目でピン約1.5mに寄せ、痛恨のダブルボギーとしてしまう。
２日連続の池ポチャでダブルボギーとしてしまい、トータル４オーバーに。
■１５番372YPAR4
ラフからのセカンドは２オンし、ピン約2.4mに着ける。
このバーディーパットは沈め、今日初めてのバーディー奪取！
このバーディーでトータル３オーバー。
■１６番601YPAR5 初日、チップインイーグルのスーパーショットホール！
ティーショットはＯＢ。５打目でグリーンに乗せ、ピン約7mに着けるもここから２パットで、痛恨のダブルボギー。
今日２度目のダボで、トータル５オーバーとし66位タイまで順位を落とす。
■１７番427YPAR4
ラフからのセカンドは２オンも、寄せきれず２パットでパー。
■１８番380YPAR4
ティーショットで直接グリーンを狙うも、届かず残り３４Yのラフへ。
セカンドは２オンさせるも、ピンまで残り約7.7mを２パットで、パー。
最終日の石川は１バーディー、２ボギー２ダブルボギーの「75」(PAR70)で、トータル５オーバーの66位タイでホールアウト。プレーオフは初戦敗退が決まった。
【後半 スコアカード】
最終日は一日を通して、ショット、パット共に悪いラウンドとなってしまった。
フェアウェイキープ率は36%。「スコアに対するショットの貢献度」は約-3.7。
パーオン率は56%。「スコアに対するパッティングの貢献度」は約-0.9。
前半はひたすら我慢のゴルフに徹したが、後半は２ホールでダブルボギーを叩き、バーディーは一日を通して１ホールのみ。
これで第２戦進出はなくなったが「シード」を獲得した来季は、強い石川の復活に期待したい！
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