最終更新:2015年11月12日 三菱公式動画追加
5度の飛行延期を経て、初の国産ジェット旅客機「MRJ」が初飛行に成功しました!その離陸~着陸までの映像・動画をご紹介します!
三菱重工・三菱航空機が開発してきたリージョナルジェット機「MRJ」は、国産旅客機としては「YS-11」以来53年ぶり。そして国産「ジェット」旅客機としては、日本初。
これまで407機の受注を受けている模様ですが、今後は実機が初飛行に成功したことで、更なる受注増が加速するものと思われます!
MRJ 悲願の初飛行成功!
2015年11月11日、午前9時35分、記念すべき初の「国産ジェット旅客機」が、名古屋空港を飛び立ち、大空を舞いました!
MRJ離陸 映像
MRJのすぐ横を自衛隊機が付き、太平洋上の自衛隊訓練空域へ向かいました。
太平洋上、自衛隊訓練空域では基本性能確認、今後の実用化に向けての数多くのデータ採りをし、約1時間半の「初フライト」を終え、午前11時過ぎに名古屋空港に無事着陸。
MRJ 着陸 映像
(MRJとは?これまでの歩み)
h-idayu.hateblo.jp
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MRJは、この日までに5度の飛行延期を経て、悲願の初飛行に成功。
今回の初飛行に大きな問題が無ければ、2500時間に及ぶ飛行テストを繰り返し、強度や装備など400項目に及ぶ性能チェックを受け「型式証明」を早期に取得する必要があります。
初納入予定の2021年に向けては、ギリギリの日程でもあるため、当面は連日繰り返し飛行テストを行う予定。
そして、メインの拠点をアメリカに移し、テスト→調整を繰り返します。
ここまで、飛行延期を繰り返してきたため、MRJは先進の高性能を誇りながら「ペーパープレーン」(机上の飛行機)と揶揄されてきました。
しかし、今回「実機」が初飛行に成功したことで、今後発展が見込まれる世界中の「地域間輸送」「リージョナルジェット」として、初の国産ジェット旅客機MRJは世界の航空会社から多くの受注を受けることが予想されています。
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