昨日の中日戦、先発岩崎が立ち上がりから、今シーズン一番の
出来ではないか?と思わせる快投を魅せてくれた。
中日の伏兵、三ツ俣に本塁打を打たれてから、崩れてしまったが、
それまでの面白い様に三振を取っていく姿は、まさに圧巻で、
コントロールの良さにも磨きが掛かってきた様で、
来季は開幕からローテに入ってくるだろう。
それにしても、やはり出てしまったかという、もう定番文句の
「ここ一番に弱い」「チャンスに打てない」打線。
17残塁17三振はいくらなんでも酷すぎる!
ここのところ、投打が噛み合いいいムードになってきていたのに、
完全に水を差す試合だ。
大和の2回の犠打失敗、ゴメスのタイムリー後の続くチャンスに
福留の併殺、そして至る所で起きた三振の山。
こういう閉塞感を打破するためにも上本、大和の調子が
上がってきているのだから、積極的に盗塁、エンドラン等
仕掛けていくべきだ。
バント、バントと相手にミスミスアウトを献上する必要もない。
優勝争いから脱落し、もう諦めムードだったタイガースファンが、
シーズン2位でクライマックスを甲子園でと、
再び盛り上がり始めた矢先に、ファンをまた裏切る様な酷い
試合をしてしまった。
勢いで野球をするチームは強くない。大きな連勝が無くても、
負けない試合が出来るチームが一番強い。
そのためには、当たり前のことを当たり前にやる技術と、
日頃から少ないチャンスをモノにする精神力が必要だ。