田中将大の復帰2戦目。レッドソックス戦。
ヤンキースはホームゲームをすべて消化したため、
今日はフェンウェイパークでの登板。
球数の目処は前回より増え、80~85球の制限設定。
前回登板から中5日「新しく生まれ変わった」田中将大がどの様な投球を
魅せるのか?期待の掛かる試合であった。
初回、高めのストレートがシュート回転、スプリットが落ちず半速球に
なってしまう等で、1失点。
2回は、惨憺たる内容になってしまう。
ツーシームが引っ掛かる、球のキレ、制球もままならず、
味方のエラーに近い内野安打等に足を引っ張られ、
7失点、50球、1回2/3で降板してしまった。
この日のストレートのMAXは148キロは出ていたが、
体の切れも悪そうで、2つの四球はいずれもストレートの
フォアボール。
元気な時の田中将大とはほど遠い姿であった。
ここまで酷い姿を晒してしまったというのは、
私の中では記憶に無い。
ジラルディ監督の降板後の談話では「故障再発とかではなく
制球に苦しんでいて、限界なので代えた」とのことで、
その言葉を信じたいが、私が見るところ、元来の肘か、
若しくは肘を庇ったために肩を痛めた可能性もあるのでは?とも
思わせる投げ方でもあった。
降板後、数日後の様子を待ちたいが、今日の姿を見ると心配でならない。