契約更改を2度保留していたドラゴンズ・大島が3度目の交渉で、渋々のサイン。
年俸調停も辞さずという覚悟の大島だったが、球団側の提示額は3回とも全く変わらず、これまで通りの1775万円増の年俸7400万円(推定)での更改となった。
このままではドラゴンズナインの士気に差し障る。
1回目の提示額から金額は上げないという方針、
他球団と比べると厳しいBクラス査定、
そして査定額を弾き出した落合GM不在での交渉。
選手会長としての責任、球団タイ記録となる186安打、
チームトップの28盗塁、ゴールデングラブ賞受賞と十分な実績を残した
選手としてのプライドも捨てきれない気持ちが強かったであろう。
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しかし「最後はどちらかが折れないと」と苦渋の決断で、
3度目の交渉に臨み、全く変わらない提示額でサイン。
球団側からは「今年の成績を挙げれば来季は絶対1億円に届く」
という約束手形はもらった。
本人の気持ちも来季へ向いているようだ。
ただ、落合GMの恐怖政治的方針がドラゴンズナインにとって、
揃って前向きに同じ方向を向けるのか?という懸念はある。
更に外部から今のドラゴンズを見る目、評価は辛らつだ。
「3割超えて規定打席に到達するなんて簡単なことじゃない。大島は(中日と)戦っていても気になるし、嫌な後輩。去年7500万円から限度額いっぱい減額されたのに、1億出せとは言わないけど、7400万円って、その100万円少ない理由はなんなんだ! 去年の年俸まで届かないなんて、俺が言うことじゃないけど、外から見てても納得がいかない。どう考えてもおかしいでしょ」とまくしたてた。
返す刀で落合GMに対しても「オチも選手の時は(年俸アップを)主張してたのに、なんなんだろうね。この提示額では球団と闘うぞ、という大島の気持ちは自然じゃないかな。結果を出した時にきっちり上げてやらないと。オチ、少しは考えてやってくれ!って言いたいね」と怒りの矛先を向けた。
引用:東京スポーツ
かわいい後輩への擁護と落合GMへの辛らつな批判のコメントをしている。
大島も会う人会う人、みんなにドラゴンズの現状への批判と
励ましの言葉ばかりもらっているとコメントしている。
日本球界はGMとは名ばかりの権限を持たない「お飾りGM」はたくさんいるが、
落合GMは強力な権限と権力を持つGMとして期待もしていた。
ただ、今の落合GMのやり方では「強権政治」でナインの士気は下がり、
選手達は常にビクビクしながらプレーをしているのではないか。
「プロとして、これくらい当然だろ!?」という落合氏の声が
聞こえてきそうだが、この冷徹とも言えるドライな手法が
ドラゴンズをどう再生させて行くのか?
その辺りにも注目しながら来季以降のドラゴンズを見て行きたいと思っている。
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