有能なスタッフがいる他チームは今回のトッテナムの戦い方から、何かを見出しているはずで「オンリーワン」モウリーニョは「オンリーワン」で居続けることが出来るのか?今後の戦い方に注目が集まる。
我が目を疑うとはまさにこういう状況を言うのだろう。
鉄壁の守備と切り替えの早い速攻で、無敗のままシーズンを終える
可能性も示唆されるほどの盤石さを魅せていたチェルシーに陰りが出始めたのか?
ここ5年間負けたことがないトッテナム相手に5失点の完敗。
12月6日のニューカッスル戦で1-2で負けるまで「無敗」で来たチェルシー。
まさに「スペシャルワン」の名に相応しいモウリーニョの「絶対ルール」を
遵守した規律正しいサッカーで、独走状態に入るかと思われたが、
上記の敗戦を喫し、司令塔アザールの怪我もあり、少しずつ陰りを見せ始めていた。
既に勝ち抜けを決めていたチャンピオンズリーグでも、モウリーニョらしく
手を抜かず勝利し、持ち直したかに思われたが、2014年最後のサウサンプトン相手に
1-1のドロー。
そして中3日というハードスケジュールではあったものの今回の5失点大敗。
トッテナムは試合開始から前掛かりで、とにかくチェルシーにプレッシャーを
かけまくり、パスコースを消し、最終ラインもかなり上げてきた。
前半ヂエゴ・コスタのゴールで先制した前後の僅かな時間だけ、
チェルシーの時間帯と言って良い状態だった。
トッテナムは、とにかくボールを奪うこと、奪ってからはほぼ全員で攻撃参加し、
これまでのチェルシーのお株を奪う様な戦い方を魅せた。
ボールを持っていない選手達の動きも素早く、チェルシーDFを惑わせつつ
緩慢な動きを交わす動きも冴えていた。
後半、モウリーニョは4-1-4-1にシステム変更するも、普段の高速カウンターが
機能せず、逆にトッテナムに4点目5点目を献上してしまった。
特にジョン・テリーは疲れからか2度も股抜きゴールを決められており、
言い換えればトッテナムは、ジョン・テリーを敢えて狙っていたのでは?
と思わせる動きも見せていた。
守備の連携、カウンターに出ようとしてすぐにインターセプトされる
チェルシーらしからぬプレーが随所に出てしまった。
トッテナム監督のポチェッティーノはチェルシー相手に得点を重ねて
いるにも関わらず、ゴールシーンでも試合後も冷静で、元来の気質以上に
チェルシー対策が巧くはまった満足感の様なものを感じさせた。
この敗戦でマンチェスター・シティに完全同率首位に並ばれた。
プレミアリーグとしては俄然面白くなってきたが、少しずつ不安定さが
出て来たチェルシーを、モウリーニョはどう修正してくるのか?
次のリーグ戦は11日、今季痛い敗戦を喫したニューカッスルと再び相まみえることになる。
モウリーニョの手腕発揮にはもってこいの注目カードだ。
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