PGAツアー「アーノルド・パーマー・インビテーショナル2015]2日目を迎えた松山英樹と石川遼。
初日の松山はパーオン率83.3%ながらも4~5mのパットが入らない苦しいゴルフ。古傷の左手首のテーピングは外れず、気にする素振りも見せていたのは気懸かりだ。
石川遼はアメリカの自宅を会場のベイヒル近くに構えているため、いつもラウンドためか余裕を感じさせるプレーを魅せた。
2日目の松山英樹、石川遼のプレーはどうか?
松山の照準はあくまでも来月に迫った「マスターズ」
フィールドの厚い今大会でどこまでパフォーマンスを発揮出来るのか?
古傷の左手首の痛みは気になるが「マスターズ」前哨戦として、準メジャーとされる今大会は格好の試金石にもなるため注目が集まる。
2日目の松山はフロントナインスタート。
出だし1番458YPAR4で、いきなり3パットを叩き痛恨のダブルボギー。
スタートから課題のパッティングの不調が出て、トータルイーブンパーとしてしまう。
2番PAR3はティーショットを寄せきれずパー。
3番PAR4では、2オンするものの、残り5.3mのバーディーパットを決めきれずパー。
4番~7番までは、なかなかアイアンショットがピンに絡まずパーセーブが続く。
8番460YPAR4。2オンに成功するものの、ピンまでの距離はおよそ16m。これを約2.6mまで寄せるが、このパーパットを外しボギー。
難しいフロントナインだが、3つスコアを落としトータル1オーバー。
9番PAR4も寄せきれずパー。
前半はノーバーディーの苦しいゴルフを展開した松山。ここからどう巻き返すか?後半に期待がかかる。
後半スタート10番458YPAR4。ティーショットは253Yと抑えてフェアウェイ左に着ける。残り159Yのセカンドはピン側90cmに着ける見事なショットで今日初バーディー奪取。
後半スタートホールでトータルイーブンパーに戻す。
波に乗っていきたいところだが、続く11番~15番はパーセーブ。
やはり4m~6mのパットがことごとく入らない展開。
16番511YPAR5。293Yのティーショットはフェアウェイ左目に着け、残りは220Y。このセカンドを2オンさせ、ピン側90cmに着けるスーパーショットで、イーグル奪取。
しかし17番、18番では再び5~6m程のパットを続けて外しパーセーブ。
2日目の松山は1イーグル、1バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「72」で回り、通算2アンダーは変わらずの55位タイでホールアウト。
現在、予選カットラインは-1のため、何とかギリギリ決勝ラウンドへは進出出来そうだ。
フロントナインでスコアを落としたものの、バックナインでイーグルも決めて何とかスコアを戻した松山。
今大会ここまでは、微妙な距離のパッティングはほとんどと言っていいほど決め切れておらず、左手首の具合も心配される。
イーグルとバーディーを獲ったホールは、いずれもショットでベタピン90cmまで寄せており、この距離まで寄せないとバーディーを獲れないのは厳しい展開だ。
一方、石川遼は現在5バーディー2ボギーで3つスコアを伸ばし、23位タイでホールアウトした。
(石川遼ハイライト映像)
youtu.be
(映像:ゴルフネットワーク公式アカウントより)
ここまで松山に先を越される展開ばかりだったが、地元の利も活かし上位を狙う攻めのゴルフを魅せている。
話を戻して松山の左手首の痛みがプレーに影響を与えたり、悪化したりしている様なら、大事な「マスターズ」も控えているため、途中欠場を考えてもいいのではないかとも思っている。
石川がいいプレーを魅せているだけに、2人揃っての上位争いを観たいところだが、今季なかなか2人の調子が揃わない。
今大会はまずは石川の優勝争いに期待し、松山には、このまま出場するのであれば無理をせず、少しずつ調子を取り戻していくことに期待したい。
(大会3日目の模様はこちら)
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(松山・石川大会前インタビュー映像はこちら)
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