更新:2016年5月2日
2016F1GP第4戦「ロシアGP」2日目。公式予選とその前に行われたフリー走行・FP3の模様をご紹介します!
ロシアGP公式予選は、中国GPに続き波乱の展開となり、パワーユニットトラブルでQ3をアタック出来なかったメルセデス・ハミルトンは決勝で10番手スタートが決まりました。
またPPはロズベルグ。そしてフロントロー2番手には、ベッテルの降格により、ウィリアムズ・ボッタス。僅差でQ3進出を逃したマクラーレンホンダ勢は、決勝でのW入賞を狙います!
【目次】
フリー走行 3回目 FP3
フリー走行3回目 FP3タイム
P | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|
1 | L.ハミルトン | メルセデス | 1:36.403 | 17 |
2 | N.ロズベルグ | メルセデス | 1:36.471 | 22 |
3 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:37.007 | 28 |
4 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:37.727 | 14 |
5 | F.マッサ | ウィリアムズ | 1:37.918 | 16 |
6 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:37.985 | 16 |
7 | M.フェルスタッペン | トロロッソ | 1:38.133 | 22 |
8 | J.バトン | マクラーレン | 1:38.260 | 14 |
9 | C.サインツ | トロロッソ | 1:38.465 | 25 |
10 | S.ペレス | F.インディア | 1:38.542 | 18 |
11 | D.リカルド | レッドブル | 1:38.622 | 23 |
12 | F.アロンソ | マクラーレン | 1:38.633 | 12 |
13 | D.クビアト | レッドブル | 1:39.047 | 15 |
14 | N.ヒュルケンベルグ | F.インディア | 1:39.162 | 16 |
15 | E.グティエレス | ハース | 1:39.230 | 18 |
16 | K.マグヌッセン | ルノー | 1:39.238 | 16 |
17 | R.グロージャン | ハース | 1:39.239 | 15 |
18 | J.パーマー | ルノー | 1:39.589 | 19 |
19 | R.ハリアント | マノー | 1:39.599 | 19 |
20 | P.ウェーレイン | マノー | 1:39.663 | 18 |
21 | M.エリクソン | ザウバー | 1:39.740 | 23 |
22 | F.ナッセ | ザウバー | 1:39.898 | 19 |
公式予選に先立って行われたFP3。
ここまで天候に恵まれているソチは、この日もドライコンディション。
FP3もメルセデスの2台のみ1分36秒台のタイムを出し、ハミルトンが1:36.403でトップ。ロズベルグは1:36.471の僅差で2番手タイム。
フェラーリ・ベッテルは、36秒台には100分の8秒足りず、1:37.007の3番手。
次いで、4番手にライコネン、5、6番手はウィリアムズ・マッサとボッタスが入り、ここまでが1分37秒台。
ウィリアムズは着実に速さを増し、安定感も出てきています。
7番手はフェルスタッペン、8番手に1:38.260のラップを刻んだジェンソン・バトンが入り、この後の予選Q3進出に期待を持たせるタイム。
アロンソも12番手ながら1:38.633と、中位チームは僅差の混戦模様で、公式予選に臨みます。
公式予選
昨年までと同じフォーマットで行われることになった、中国GP公式予選。
今回は、チーム内での明暗、赤旗中断による不運等、様々なドラマが生まれました。
Q1
予選 Q1 タイム
P | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|
1 | L.ハミルトン | メルセデス | 1:36.006 | 7 |
2 | N.ロズベルグ | メルセデス | 1:36.119 | 7 |
3 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:36.555 | 6 |
4 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:36.976 | 5 |
5 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:37.746 | 6 |
6 | F.マッサ | ウィリアムズ | 1:37.753 | 5 |
7 | C.サインツ | トロロッソ | 1:37.784 | 7 |
8 | F.アロンソ | マクラーレン | 1:37.971 | 6 |
9 | S.ペレス | F.インディア | 1:38.006 | 8 |
10 | D.リカルド | レッドブル | 1:38.091 | 6 |
11 | M.フェルスタッペン | トロロッソ | 1:38.123 | 7 |
12 | D.クビアト | レッドブル | 1:38.265 | 6 |
13 | J.バトン | マクラーレン | 1:38.332 | 6 |
14 | R.グロージャン | ハース | 1:38.383 | 9 |
15 | N.ヒュルケンベルグ | F.インディア | 1:38.562 | 9 |
16 | E.グティエレス | ハース | 1:38.678 | 10 |
17 | K.マグヌッセン | ルノー | 1:38.914 | 10 |
18 | J.パーマー | ルノー | 1:39.009 | 9 |
19 | F.ナッセ | ザウバー | 1:39.018 | 10 |
20 | P.ウェーレイン | マノー | 1:39.399 | 10 |
21 | R.ハリアント | マノー | 1:39.463 | 10 |
22 | M.エリクソン | ザウバー | 1:39.519 | 10 |
ロシアGPは、雨に祟られることはないものの、ここまで気温が低い状態が続き、予選も路面温度30℃でスタート。
トップは1:36.006のタイムを計測したハミルトン。次いでロズベルグ、ベッテル、ライコネンと続き、ここまでが1分36秒台。
5-6番手にはウィリアムズのボッタス、マッサが入り、8番手にアロンソ、バトンは13番手でQ2進出を決めました。
Q1敗退はルーノー、ザウバー、マノーの、それぞれ2台ずつとなっています。
Q2
予選Q2タイム
P | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|
1 | N.ロズベルグ | メルセデス | 1:35.337 | 4 |
2 | L.ハミルトン | メルセデス | 1:35.820 | 6 |
3 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:36.623 | 3 |
4 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:36.741 | 4 |
5 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:37.140 | 4 |
6 | F.マッサ | ウィリアムズ | 1:37.230 | 4 |
7 | S.ペレス | F.インディア | 1:37.282 | 6 |
8 | M.フェルスタッペン | トロロッソ | 1:37.510 | 8 |
9 | D.リカルド | レッドブル | 1:37.569 | 8 |
10 | D.クビアト | レッドブル | 1:37.606 | 9 |
11 | C.サインツ | トロロッソ | 1:37.652 | 7 |
12 | J.バトン | マクラーレン | 1:37.701 | 8 |
13 | N.ヒュルケンベルグ | Fインディア | 1:37.771 | 8 |
14 | F.アロンソ | マクラーレン | 1:37.807 | 8 |
15 | R.グロージャン | ハース | 1:38.055 | 7 |
16 | E.グティエレス | ハース | 1:38.115 | 8 |
(映像)ロシアGP2016 予選ハイライト
Qualifying highlights - Russia 2016
(映像:Formula1.com公式HP)
Q2ではトップタイムはロズベルグでハミルトンは2番手。
次いで、フェラーズ勢、ウィリアムズ勢と6番手までは、変わらず盤石の上位陣。
Q1で8番手タイムのアロンソ、FP2、FP3で好タイムを出していたバトンのマクラーレンホンダ2台のQ3進出に期待が懸かったものの、バトンは10番手クビアトに約0.1秒足りず12番手、アロンソも約0.2秒足りず14番手で、ノックアウトとなってしまいました。
Q3
予選 Q3 タイム
P | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|
1 | N.ロズベルグ | メルセデス | 1:35.417 | 5 |
2 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:36.123 | 7 |
3 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:36.536 | 7 |
4 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:36.663 | 8 |
5 | F.マッサ | ウィリアムズ | 1:37.016 | 7 |
6 | D.リカルド | レッドブル | 1:37.125 | 8 |
7 | S.ペレス | F.インディア | 1:37.212 | 6 |
8 | D.クビアト | レッドブル | 1:37.459 | 7 |
9 | M.フェルスタッペン | トロロッソ | 1:37.583 | 5 |
10 | L.ハミルトン | メルセデス | No Time | 0 |
Q2セッションで、アタック中にパワーユニットのMGU-Hトラブルで、パワーを失うトラブルに見舞われていたハミルトンは、Q3を走れず。
前回、中国GPでのQ1落ちに続く、予選でのトラブルになってしまいました。
ここで、唯一の1分35秒台を出したロズベルグが、2戦連続ポールポジションを獲得。
2番手には、1:36.123のベッテル。そして3番手争いは1:36.663のライコネンに対し、1:36.536のタイムでウィリアムズ・ボッタスが上回り3番手獲得。ライコネンは4番手。
予選Q2セッションでは、ラストアタックでギリギリ10番手に入った地元ロシアのクビアトは、8番手タイムで、ソチ・オートドロームを沸かせました。
(映像)PPを決めたラップのロズベルグのオンボードカメラ
ゐ太夫の寸評
またもやハミルトンにトラブルが発生し、決勝は10番グリッド。ここからどう巻き返すか?
ハミルトンのモチベーションが落ちているという一部報道もあるだけに、注目の決勝レースとなります。
そして、フェラーリ・ベッテルは、ギアボックス交換で5グリッド降格処分が決まっているため、フロントローは、ロズベルグとボッタスが並びます。
後列3番手にライコネンとマッサ。
メルセデスは、シングルクラッチスタートとなってから、ここまで余りスタートが良くないだけに、ウィリアムズの2台とライコネン辺りまでは、1コーナーでトップに立つチャンスもありそうです。
7番手スタートのベッテルは、10番手のハミルトンと合わせ、スタートで何台交わせるか?に注目。
12番手、14番手スタートとなったバトン、アロンソも、空力アップを施されたマシンで、2台入賞の期待が懸かります!
注目の決勝レースは、日本時間5月1日21時にスタートします!
(ロシアGP2016 各日速報 TV放送 レーススケジュール)
h-idayu.hateblo.jp
(ロシアGP2016決勝 ロズベルグ4連勝!マクラーレンはW入賞!)
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(ロシアGP2016 FP1FP2速報)
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(2016F1GP日程・スケジュール レギュレーション改正等記事)
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