最終更新:2016年9月25日 動画・松山コメント・年間王者への条件・全体ハイライト追加
PGAプレーオフシリーズ最終戦「ツアーチャンピオンシップ2016」3日目・3ラウンドの松山英樹の模様をご紹介!
2日目は「すべてがダメ」という本人のコメント通り、最終組スタートも見せ場なくスコアを落とした松山。3日目、ムービングデーでの巻き返しに期待が懸かった。
3日目の松山は、後半14番でトリプルボギーの大トラブルも、残り4ホールで3バーディという猛チャージを魅せ、6バーディ、1ボギー1トリプルボギーの「68」(Par70)通算5アンダー。首位と3打差の単独5位で、最終日優勝争いに加わることになった!
3日目は、ケビン・キスナーとのペアリングで、現地11:20分にスタート!
1H 469Y Par4
左ラフから、残り209Yのセカンドは、グリーン手前のバンカーへ。残り31Y。
3打目バンカーショットは、ピン手前1.4mに寄せ、パーセーブ。
ショットが安定せず、2番~4番はパー。
5H 442Y Par4
気合いの322Yロングドライブは、大きく左へ曲げ、ベアグラウンドへ。残り130Y。
セカンドは、ピン左3.2mに着けるスーパーリカバリーショット!
このパットを沈め、今日初バーディ奪取!
トラブルから一転、スーパーショットでバーディを奪取し、通算4アンダーへ!
6H 525Y Par5
FW左サイドから、残り244Yのセカンドは、2オン狙いもグリーン左のバンカーへ。残り36Y。
3打目バンカーショットは、ピン奥2.2mに着けるナイスリカバリー。
松山、ここも沈め、連続バーディ奪取!
(動画)絶妙なバンカーショットで、バーディ奪取!
(映像:PGA公式HP)
この連続バーディで、通算5アンダーにスコアを伸ばす!
7H 481Y Par4
ラフからのセカンドをバンカーへ入れてしまい、ピン奥9.5mに3オンも、2パットを要し、ボギーとしてしまう。
難関の8番をパー、9番Par3は、4mのバーディパットを外し、パー。
前半は、2バーディ1ボギー。通算4アンダー、5位Tでハーフターン。
前半スコアカード
10番~12番はパー。
13H 440Y Par4
FW左サイドから、残り123Yのセカンドは、ピン右5.1mに2オン。
松山、この長めのパットを決め、後半初バーディ奪取!
(動画)松山 5.1mのバーディパットを見事に沈める!
(映像:PGA公式HP)
これで通算5アンダーへ!
14H 520Y Par4
FW右サイドから、残り233Yのセカンドは、大きく右へ曲げ、グリーン右手前のギャラリースタンドのテントの上へ打ち込んでしまう。
救済措置を受けドロップし、残り39Yの3打目は、ミスショットとなり、グリーン右奥のラフへ。残り19Y。
深いラフからの4打目は、ショートし、依然グリーン手前のラフ。残り10Y。
5打目で、ようやくピン手前1.9mに着けるが、6打目を外し、痛恨のトリプルボギーとしてしまう。
このトラブルで、通算2アンダーまでスコアを落としてしまった。
15H 211Y Par3
名物アイランドグリーン池越えホール
大トラブル後、ここから松山の意地のチャージが始まる!
ティーショットは、ピン右手前9mに着ける。
このロングパットを見事に沈め、バーディ奪取!
(動画)9mのロングパットを沈め、見事なバウンスバック!
(映像:PGA公式HP)
16H 454Y Par4
このホールは2オンも、5mのバーディパットは決まらず、パー。
17H 443Y Par4
FW左サイドから、残り137Yのセカンドは、ピン右3.8mに着ける絶妙なショット!
松山、このパットを沈め、バーディ奪取!
これで通算4アンダーまでスコアを戻す!
18H 600Y Par5
FW左サイドから、残り267Yのセカンドは、ピン左8.1mに見事2オン成功!
イーグルパットは、僅かに外れるも、タップインでバーディフィニッシュ!
3日目の松山は、6バーディ1ボギー1トリプルボギーの「68」(Par70)通算5アンダー。首位D.ジョンソン、K.チャッペルと3打差の単独5位で、優勝争い圏内でホールアウトした!
後半スコアカード
(動画)松山英樹 3日目 ハイライト映像リンク
【動画】松山、トリプル叩くも終盤巻き返しで逆転V圏内 首位にD.ジョンソンら | ゴルフネットワークマガジン | ゴルフネットワーク | 日本唯一のゴルフ専門チャンネル
ゐ太夫の寸評
14番の大トラブルでトリプルボギーを叩いてからのバーディラッシュは、今季終盤から身に付けた松山の強さの証を魅せてくれた。
これまで、ダブルやトリプルボギーを叩くと、そのまま失速することが多かったが、終わってみれば「68」で2ストローク伸ばしてホールアウト。
上位がスコアを伸ばせておらず、結局2日目終了時より、順位こそ落としたものの、差を縮め、3打差の優勝争い圏内でフィニッシュ。
特にトラブル直後の15番Par3で、9.1mのロングパットを決めバーディを獲ったことが、上がり2ホールの連続バーディに繋がった。
PGAツアーデビュー以来、長い間最大の課題と言われ続けたパッティングが開花しつつあることは、今大会だけではなく、来季のメジャー制覇も現実味を帯びてきている。
スタッツでは、ショットの貢献度(SG:TEE TO GREEN)は-0.349と依然マイナス圏も、パットの貢献度(SG:PUTTING)は1.625。
初日に4m~5mのバーディパットをことごとく決めていたフィーリングが戻りつつある。
ちなみにパットの貢献度(SG:PUTTING)の3日間合計値、4.763は、全体の1位だ。
現在FedExランク1位のダスティン・ジョンソンが首位タイにいるため、年間王者のタイトルは厳しくなりつつあるが、明日、最終日に今季2勝目、通算3勝目を十分に狙える位置につけている。
今季最終戦、最終日、松山のチャージに期待したい!
(ツアーチャンピオンシップ 3日目 松山コメント、年間王者への条件、全体ハイライト・リーダーボード)
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(ツアーチャンピオンシップ2016 TV放送・組合せ・速報・動画ペアリング・ルール・戦績・概要!)
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(松山英樹 今後のスケジュール・出場予定)
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(松山英樹・石川遼豪華競演!「日本オープンゴルフ2016」TV放送・組合せ・ペアリング・ルール・戦績・概要!)
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(石川遼関連記事)
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(松山英樹 スイング動画 クラブセッティング)
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