PGAプレーオフシリーズ第1戦「ザ・バークレイズ」2日目を迎えた石川遼。初日は素晴らしいチップインイーグルを含めいいゴルフが出来た。
2日目も好調を維持して上位争いが期待されたが、極度のパットの不調に陥り、石川は2バーディー、6ボギーの「74」(PAR70)と大きくスコアを落とし、通算2オーバーの64位タイでカットライン上ギリギリでの予選通過となった。
初日は16番の残り168Yのチップインイーグルのスーパーショットも魅せ、一時首位争いをする展開となったが、最終ホールで痛恨のダブルボギー。
ただ、初日のゴルフを展開できれば、2日目に再度優勝争いをすることも可能だ。
プレーオフシリーズの最終30人に残り、メジャー3大会の出場権を獲得を目指して石川遼の2日目の闘いが始まった!
2日目はOUTからの最終組でのスタート。
■1番432YPAR4
セカンドは2オン出来ず、見事な寄せの3オンでパーセーブ!
■2番443YPAR4
ティーショットをフェアウェイバンカーに入れてしまい、セカンドはグリーン僅かに手前。
3打目はピン約2.5mまで寄せるも、2パットでボギー。
これでトータル1アンダーとする。
■3番196YPAR3
ティーショットは1オン。しかしピンまで約10mと距離があり2パットでパーセーブ。
■4番326YPAR4
フェアウェイからのセカンドはグリーンを外し、3打目でピン約3mに着けるも、パーパットが入らず、痛恨のボギー。
このボギーでトータルイーブンパー。
■5番495YPAR4
フェアウェイからのセカンドは2オンも、ピン約12mの位置。
バーディーパットはカップに蹴られ、タップインパー。
■6番164YPAR3
ティーショットでピン約2.2mのベタピンもバーディーパットは入らず、パー。
■7番471YPAR4
フェアウェイからのセカンドは2オン。ピンまで約12mに着けるも、ここから3パットで、痛恨のボギー。
今日既に3個目のボギーでトータル1オーバーとしてしまう。
■8番480YPAR4
フェアウェイからのセカンドは2オン。ピン約6.4mに着けるが、バーディーパットは入らずパー。
■9番368YPAR4
ここもフェアウェイからのセカンドは2オンし、約1.3mに着けるベタピンも2パットでパー。
前半は、ノーバーディー、3ボギーのトータル1オーバーでハーフターンとなった。
【前半 スコアカード】
前半、フェアウェイを外したのは1ホールのみ。
ショットの精度は悪くなく、バーディーチャンスに着けても、余りにもパットが悪すぎてスコアが作れない。
最終組スタートで、かなりグリーンの状態は固く難しいが、後半は前半よりはスコアを伸ばしやすいだけに、早めにバーディーが欲しい!
■10番411YPAR4
ここもフェアウェイからのセカンドは2オン。しかもピン約2.4mに着ける絶妙なショットだが、2パットでパー。
■11番148YPAR3
ティーショットは1オンさせ、ピン約2.9mに着けるベタピン。しかしここから3パットを叩いてしまい、痛恨のボギー。
これでトータル2オーバーとなり、62位タイグループへ。予選カットラインは+2で、これ以上は落とせない。
■12番588YPAR5
ここはティーショットをラフに打ち込み、3オン2パットでパーセーブ!
■13番482YPAR4
フェアウェイからのセカンドは2オンも、距離があり2パットでパー。
■14番228YPAR3 初日にティーショットを左へ大きく曲げてボギーとしただけに気を付けたい。
ティーショットは大きくグリーン左へ外し、セカンドアプローチでピン約4.4mに寄せるも、パーパットを外してしまい、ボギー。
内容がほとんど初日と同じの痛いボギーで、トータル3オーバー。このままでは予選カットとなってしまう。
■15番372YPAR4
フェアウェイからのセカンドは、ピン約2.1mに着けるベタピンショット!
このバーディーパットは決め、15ホール目で待望の初バーディー!
このバーディーでトータル2オーバーに戻し、60位タイグループへ!
■16番601YPAR5 昨日、チップインイーグルのスーパーショットホールだが、今日は難しく気を付けたい!
アゲインストの風のためセカンドで2オンを狙えず、レイアップを選択するが、残り86Yの3打目はショートするミスとなり依然34Yを残してしまう。
4打目でグリーンオンさせ、ピン約4.3mに着けるが、パーパットを外し、ボギー。
これで再びトータル3オーバーで、予選落ちの危機を迎えてしまう。
■17番427YPAR4
フェアウェイからのセカンドはピン約3mに着け、ここでバーディー奪取のバウンスバック!
このバウンスバックで、再び2オーバーとし、予選カットライン上に復帰する。
■18番380YPAR4 ここはもう1ストローク伸ばし安全圏に入りたい!
フェアウェイからのセカンドは2オン、ピン約2.2mに着けるも、バーディーパットは決められず、ここもパー。
2日目の石川は2バーディー、6ボギーの「74」(PAR70)と大きくスコアを落とし、通算2オーバーの64位タイでカットライン上ギリギリでの予選通過となった。
【後半 スコアカード】
とにかくパッティングに苦しんだ1日となってしまった。
ティーショットはフェアウェイをキープし、セカンドアイアンショットの精度も高く、何度もバーディーチャンスに着けるが、バーディーを逃すどころかボギーとしてしまうホールが幾つかあった。
「スコアに対するパッティングの貢献度」のスタッツは「約-4.3」で、この数値が如実に物語っている。
フェアウェイキープ率は86%、パーオン率も72%「スコアに対するショットの貢献度」も約1.4とショット系は、かなり高い数値を出している。
タッチも方向感も合いながら、カップに蹴られる場面も多く、昼過ぎの最終組スタートで乾いたグリーンになってしまった悪条件はあったものの、余りにももったいない結果となった。
幸い何とかギリギリでの予選通過を果たせたので、明日の3日目はおそらくトップスタートとなるはずで、今日の様な固いグリーンではない。
こうやって振り返っていると酷いスコアに思えるが、まだ2オーバーであり、上位もスコアが伸びない大混戦状態で、明日は早朝スタートでいい状態のグリーンが使えるメリットを活かして、スコアを伸ばし上位でフィニッシュ出来る可能性もある。
プレーオフシリーズ自体が「下克上」だが、今大会も混戦模様で「下克上」のチャンスであり、石川が予選カットライン上から上位フィニッシュ出来る可能性も大いにあり、明日以降も注目したい!
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