更新:2017年3月23日
松山英樹「WGC-デルテクノロジーマッチプレー選手権2017」初日・1ラウンドの模様、詳細結果速報、動画、筆者ゐ太夫の戦評をご紹介します!
昨年終盤に魅せた大躍進から一転、足踏み状態が続く松山。マスターズを目前に控え、復調のきっかけを掴む意味でも重要な意味を持つ今大会初戦。
実力者J.フューリックとの一騎打ちは互いに決め手に欠ける展開となり、前半こそ松山がリードするも引き離すことは出来ず、後半は膠着状態が続き、初戦はオールスクエアで0.5Ptの獲得でのホールアウトとなりました。
なお、谷原秀人はJ.スピース相手に4&2で勝利!池田勇太はR.ムーアと引き分けという結果となっています!
世界ランク4位で、グループ4筆頭の松山の初戦の相手は、最近調子を落としランキング51位も、実績、勝負勘文句無しのジム・フューリック。
初戦で実力者を倒し、2戦目以降を有利に運びたい松山は、現地時間11時20分にスタートした!
前半 OUT
🚩1H 394Y Par4
松山のティーショットは、左サイドのラフへ。残り94Y。
フューリックは、大きく曲げて右サイドラフ。セカンドは出すだけも右ラフ。依然81Yを残す。
3打目はグリーン奥のラフまで打ち込み、4オン2パットのダブルボギー。
松山はセカンドをピン右手前8.7mに2オン。
長いパットを見事に沈め、幸先良くバーディ発進で、松山が先制1UP!
🚩2H 470Y Par4
ティーショットは、揃ってFW左サイドへ。飛距離もほぼ同じ。
松山は残り177Yのセカンドをピン右手前、8.6mに2オン。
長めのバーディパットは僅かに外れ、パー。
フューリックは、残り185Yのセカンドをピン右手前、6.3mに2オン。
今度はフューリックが微妙な距離のバーディパットを沈め、バウンスバックで、オールスクエアに戻す!
🚩3H 440Y Par4
ここは両者2オン2パットで、ハーブ(引き分け)
🚩4H 185Y Par3
松山のティーショットはグリーン奥FWへ。残り9.1Y。
2打目はあと僅かでカップインの惜しいパットとなり、コンシード!
フューリックは、ピン右手前11.4mに1オン。
長いバーディパットは、カップ手前1.9mまで寄せるも、パーパットを外し、再び松山が1UP!
🚩5H 370Y Par4
松山のセカンドは、ピンまで3.4mに着ける絶妙なショット!
しかし、バーディパットを外し、パー。
フューリックのセカンドもピン2.6mのベタピンショットも、バーディパットを外し、このホールはハーブ。
🚩6H 590Y Par5
フューリックは2オン1パットで、カップまで残り3.2mまで寄せる。
松山はティーショットを左へ大きく曲げ、ペナルティで3打目を打ち直し、4オン。
松山、この時点でコンシードし、このホールはフューリックが獲り、オールスクエア。
🚩7H 201Y Par3
ここは両者1オン2パットで、ハーブ。
🚩8H 498Y Par4
松山は3オン1パット。フューリックは、2オン2パットで、ここもハーブ。
🚩9H 490Y Par4
松山、ここは気合いの350Yビッグドライブを魅せ、FW左サイドをキープ。
残り101Yのセカンドは、ピンそば1mに着けるスーパーショットでバーディ奪取!
フューリックは2オン2パットのパーで、このホール松山が獲る!
前半スコア
前半は、松山の1UPでハーフターン!
前半スコアカード
後半 IN
🚩10H 393Y Par4
松山はセカンドをピン左手前5.5mに着ける。
フューリックのセカンドは、ピンハイ左1.4mに着ける絶妙なショットで、バーディ奪取。
後半スタートで、再びオールスクエアとなる。
🚩11H 194Y Par3
ここは互いにティーショットを寄せきれず、1オン2パットでハーブ。
🚩12H 578Y Par5
松山はセカンドをグリーン右エッジへ。3打目はピンまで1mに寄せ、バーディ奪取。
フューリックのセカンドは、グリーン手前FW。3打目をピン1mに寄せ、フューリックもバーディで、ハーブ。
🚩13H 317Y Par4
フューリックのティーショットは、右へ大きく曲げ、アンプレヤブルのトラブル。
しかしドロップ後のセカンドをピン奥4.7mに着け、2パットのパー。
松山は、セカンドをピンハイ左2.4mに着ける絶妙なショットを魅せるも、チャンスパットを外してしまいパー。
松山は、フューリックのピンチに付け込むことが出来ず、ハーブ。
🚩14H 465Y Par4
ここは両者、セカンドショットでグリーンを外し、3オン2パットのボギーとし、ハーブ。
🚩15H 440Y Par4
松山はセカンドをピン6.7mと寄せきれず、パー。
フューリックはピン1.8mまで寄せるも、バーディパットを外し、パーで、ここもハーブ。
🚩16H 565Y Par5
松山のセカンドはグリーン手前FW、残り36Y。フューリックは手前FW、残り74Y。
3打目アプローチは、松山がピン4m、フューリックは、3.6mに着けるも、互いにバーディパットを外し、ハーブ。
🚩17H 150Y Par3
オールスクエアが続き、勝負を決めたい残り2ホール。
しかし、ここも互いにティーショットで1オン出来ず、2オン1パットのパーで、ハーブ。
🚩18H 368Y Par4
迎えた最終ホール。予選ラウンドはエクストラホールは無いため、ここも分けるとポイントは0.5Pt。
ここでも両者ティーショットは、ほぼ同じ距離で右サイドラフ。
フューリックの方が、ライが悪く、打てる方向も限られている。
しかし、フューリックのセカンドは、ピン奥7mに着ける絶妙なアプローチを魅せる。
松山のセカンドは、ピンハイ右2.8mとチャンスに着ける。
決めれば最終ホールで勝利のバーディパットは、無情にも僅かに外れ、パー。
フューリックはピンチ一転、ナイスパーセーブを魅せ、ここもハーブでフィニッシュ。
初日・1Rのスコア
初日の松山は、フューリックとの対戦をオールスクエアとし、0.5ポイントで分け合う結果となった。
後半スコアカード
【動画】松山英樹 初日・1Rダイジェスト映像
【動画】三度リードも... 松山はJ.フューリックと引き分ける | ゴルフネットワークマガジン | ゴルフネットワーク | 日本唯一のゴルフ専門チャンネルWGC デルテクノロジーズ マッチプレー
ゐ太夫の戦評
グループ4のメンバー中、最下位の51位が実力者ジム・フューリックという不運なグループ分けとなった今大会。
マッチプレーに滅法強い、ルイ・ウーストヘイゼンも入るグループで、初戦はどうしても獲りたいところでした。
フューリックは実績十分ながら、ここのところ調子を落としており、この日もショット、パット共に安定感に欠ける内容。
ただ、松山も前半こそリードするも、2UP以上は獲れず、ショットもパットもフューリックとほぼ同じ内容。
後半10番でオールスクエアとされてから、何度もチャンスが訪れるも決めきれない、もどかしさが滲み出るラウンドとなってしまいました。
元来、マッチプレーと相性がいいとは言えない松山だけに、調子が悪いながらもオールスクエアで0.5ポイントを獲得出来たことを良しとし、明日以降の奮起を期待したいところです!
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