松山英樹出場「CIMBクラシック2016」4日目・4ラウンドの模様、結果速報をご紹介!
日本オープンから2週連続優勝を狙う松山は、ショットは上向きも武器としてきたパットが大事な所で決まらず、6バーディ、ノーボギーの「66」通算20アンダー、首位に3打差の単独2位フィニッシュ!
今大会4ラウンド中、2日目とこの最終日にボギー無しを記録するハイレベルな安定感を魅せ、2017PGAツアー、海外メジャーでの更なる活躍を予感させるものとなりました!
最終日の闘いはデレク・ファーザー、ジェームズ・ハーンとのペアリングで、現地9:45にスタート!
スタート1番Par4はパー発進。
2H 444Y Par4
FW左サイドからのセカンドショットはピン右約7mに2オン!
松山、このロングパットをジャストタッチで沈め、バーディ奪取!
(動画)7番松山 素晴らしいリカバリーからバーディ奪取!※動画前半部分
【動画】松山英樹、逆転ならずも単独2位 J.トーマスが連覇 石川遼は1年半ぶりトップ10 | ゴルフネットワークマガジン | ゴルフネットワーク | 日本唯一のゴルフ専門チャンネル
3H 503Y Par5
ティーショットは、ビッグドライブを魅せ、2オンに成功!
しかし、ここから3パットを叩いてしまい、パー。
4H 140Y Par3
ティーショットは、ピン約3mに着ける絶妙なショット!
しかし、このチャンスを決めきれず、パー。
5H 518Y Par5
FW左サイドからのセカンドショットは、ピン右約6mに着けるスーパーショット!
イーグルパットはカップに蹴られ、タップインバーディ奪取!
6番Par4はパー。
7H 386Y Par4
左サイド、ラフ、林に近い所からのセカンドショットは、ピン奥約3mに着ける技ありショット!
このチャンスは、しっかり沈め、今日3個目のバーディ奪取!
(動画)7番松山 素晴らしいリカバリーからバーディ奪取!※動画後半部分
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8番、9番は、いずれもショットが冴え、惜しいプレーでパー。
前半の松山は、3バーディ、ノーボギー、通算17アンダーまでスコアを伸ばし、ハーフターン。
松山、前半はOUT9ホールをすべて、パーオン!
前半スコアカード
一組後をラウンドしている首位のアニルバン・ラヒリが3番Par5で「9」を叩き、首位はディフェンディングチャンピオン、ジャスティン・トーマスに入れ替わっている。
ハーフターン時点で首位トーマスとの差は2ストロークまで縮まり、射程に収めるも、後続も迫っており、混戦模様。
10H 539Y Par5
大事なサンデーバックナイン1ホール目は、3打目をピン約3mに着ける。
これを沈め、後半スタートでバーディ奪取!
しかし、この後の11番~16番はチャンスパットを外す場面、逆にロングパットでパーセーブする場面が続き、徐々に優勝は難しくなっていく中、スコアを落とし、順位を下げてしまうリスクも出て来た。
嫌なムードが流れ始めた中、上がり2ホールでは松山が意地を魅せた!
17H 336Y Par4
ウェッジで打ったセカンドはランが出すぎ、ピン奥約7mに2オン。
松山、このロングパットを見事に沈め、バーディ奪取!
18H 634Y Par5
ティーショットは大きく左に曲げてしまい、一度FWへ出すレイアップ。
ここは3オン、1パットで見事なバーディフィニッシュ!
最終日の松山は、6バーディ、ノーボギーの「66」通算20アンダー、首位に3打差の単独2位でホールアウトした!
後半スコアカード
ゐ太夫の寸評
初日のスタートホールをダボとしたことが遙か昔に思える様な活躍を魅せ、あと一歩で「優勝」を逃してしまった松山英樹。
最終日、驚異的な数値を出したスタッツがパーオン率で、94.44% (17/18)とグリーンを外したのは1ホールのみ。
フェアウェイキープ率は64.29% (9/14)と凄く高い訳ではないが、進藤キャディいわく「例年より短く刈ってある」ラフに入れても、当然の様にグリーンに乗せてくる松山のショットの力は、まだまだ進化している様です。
パーオン率だけでは当てにならないため、PGAが「スコアに対するショットの貢献度」等、細かいスタッツを導入しましたが、今回はマレーシアで、アジアンツアーとの共催のため、利用されず。
ただ「パーオンした場合の平均パット数」が1.765と4日間通して初めて1.7台まで落としてしまい、17回パーオンしたことを割り引いても、急成長を魅せるパッティングが最後に来て足を引っ張る形になりました。
「全てがいい」ということは、ゴルフでは滅多にありませんが、ここまで武器にしていたパッティングでチャンスを拾いきれないもどかしさは、ストレスになっていたはずです。
前述した様に、今大会の2日目と最終日はボギー無しでラウンドしていることは出色の出来です。
元来の武器であった精度の高いショットに、これまでは弱点とされていたパッティング、グリーン廻りからの寄せとバンカーショットの巧さとドライビングディスタンスの伸びも加わり、高い総合力を付けてきています。
何かが悪ければ、何かでフォロー、これは大会によって、日によっても変わってきますので、今の松山の引き出しの多さ・レベルの高さは、2017シーズンでのレギュラーツアー複数優勝、そしてメジャー制覇が現実のものとなりそうな雰囲気を感じます。
次週は休み無しの3連戦で、余り相性の良くない世界選手権「WGC-HSBCチャンピオンズ2016」で、世界のトッププロが一同に会し、一気にフィールドが厚くなります。
その中で、松山がどういうゴルフを魅せるか?今後を占ううえでも、注目したい大会です!
(10月27日開幕!松山出場試合WGC-HSBCチャンピオンズ2016 TV放送予定・ネット配信・結果速報・賞金・組合せ・ペアリング!)
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(松山英樹「日本オープン」初優勝!)
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(松山英樹 今後の出場予定・スケジュール)
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(石川遼 今後の出場予定・スケジュール)
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(PGAツアー新シーズン2016-2017 大会日程・スケジュール・カレンダー)
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(松山英樹 最新世界ランキング・賞金・FedExランク・プロフィール等)
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(松山英樹 最新クラブセッティング スイング動画 ヘッドスピード・飛距離!)
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