最終更新:2016年10月24日
J.トーマスの見事な連覇で幕を閉じたCIMBクラシック2016 4日目・4ラウンドの松山英樹、石川遼のプレーの模様、コメント、全体ハイライト・リーダーボードをご紹介します!
2週連続優勝の期待が懸かった松山は、通算-20まで伸ばすも首位のトーマスに3打及ばず、単独2位フィニッシュ。2位賞金$756,000=約7,825万円とFedExカップポイント300ptを獲得し、賞金ランク3位、FedExランクでも3位Tに付けています。
またPGAツアー復帰戦となった石川は、最終日で初めての「70」とし10位Tのトップ10フィニッシュ!10位T賞金$150,000=約1,553万円とFedExポイント62ptを獲得し、賞金では21位T、FedExランクは23位Tに付けています。※尚、1ドル=103.5円換算
【目次】
松山英樹に付く、大観衆
CIMBクラシック2016 ファイナルラウンド
4日目・4Rリーダーボード
順位 | 通算 | プレーヤー | 合計 | 1R | 2R | 3R | 4R |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | -23 | J.トーマス | 265 | 64 | 66 | 71 | 64 |
2 | -20 | 松山英樹 | 268 | 69 | 64 | 69 | 66 |
3 | -19 | A.ラヒリ | 269 | 66 | 66 | 65 | 72 |
3 | -19 | D.ファサワー | 269 | 64 | 70 | 68 | 67 |
5 | -17 | M.レイシュマン | 271 | 69 | 65 | 71 | 66 |
6 | -16 | K.ブラッドリー | 272 | 64 | 72 | 68 | 68 |
7 | -15 | T.V.アスウェーゲン | 273 | 69 | 70 | 66 | 68 |
7 | -15 | S.ヘンド | 273 | 74 | 69 | 63 | 67 |
9 | -14 | J.ハーン | 274 | 69 | 64 | 69 | 72 |
10 | -13 | R.ノックス | 275 | 70 | 63 | 68 | 74 |
10 | -13 | S.ピアシー | 275 | 68 | 68 | 67 | 72 |
10 | -13 | R.カブレラベロー | 275 | 69 | 67 | 69 | 70 |
10 | -13 | 石川遼 | 275 | 69 | 68 | 68 | 70 |
10 | -13 | A.スコット | 275 | 70 | 69 | 66 | 70 |
10 | -13 | A.バデリー | 275 | 67 | 71 | 69 | 68 |
10 | -13 | キム・シウー | 275 | 70 | 66 | 73 | 66 |
(動画)CIMBクラシック2016 最終日 全体ハイライト
(映像:PGA YouTube公式アカウント)
やはり、最終日になり、優勝スコアは通算20アンダーを2、3超える勢いでの熾烈な闘いの様相を呈したTPCクアラルンプール。
アジアンツアーとインド期待の星、アニルバン・ラヒリが首位でスタートするも、3番Par5で何と+9のスコアを出し、首位はディフェンディングチャンピオンのジャスティン・トーマスに入れ替わり。
松山英樹も堂々の逆転優勝を狙いますが、この日はこれまでスコアメイクを助けてくれたパッティングで、惜しいシーンを連発。
ショットの精度は上向きになってきただけに、チャンスを拾いきれないパットにストレスが溜まる展開となりました。
TPCクアラルンプール大好きのトーマスは差を広げつつある中、ノーボギーを続けながらも、停滞ムードの松山には下からの突き上げで順位を落とす懸念も出て来ていました。
しかし、松山は上がりの17、18番を連続バーディで締め、通算20アンダーの大台までスコアを伸ばし、首位とは3打差、3位Tのラヒリ、ファサワーとは1打差で、単独の2位に入り、日本オープンから続く好調ぶりを魅せてくれました。
見事に大会連覇を果たしたジャスティン・トーマスは、PGAツアー全体でも2014-15に「アーノルド・パーマー招待」を連覇したマット・エブリー以来という快挙を達成!
そして、待ちに待った復帰戦で注目を浴びた石川は、前半を3バーディ、1ボギーとしながら、バックナインでは、全く動きが無く、通算13アンダー、10位Tフィニッシュとなりました。
長いリハビリ期間に丁寧にスイング改造を施した成果がPGAでも結果として出たことに、まずは安堵していることでしょう。
石川遼 最終日のプレー
スコアカード
3日目を終え、体の切れが良くないとコメントしていた石川遼。
ここまで3日間で初日から「69」「68」「68」と60台を続けてきただけに、前半2番のボギーの後の3番でのバウンスバック。
そして、5番、6番での連続バーディ以降は、ショットの不振が復調することなくパーを重ねる展開となってしまいました。
ショットが復調しないまま、徐々にスコアメイクの主役であったパッティングも影を潜めだし、故障明けなだけに心配な材料でもあります。
ただ、欲を言えば、今後「公傷制度」条件を早くクリアするためにも、どこかで1ストローク獲れていれば、10位Tグループ7名のポイントを分け合うことなく、残りノルマ399ptに近づけただけに惜しい最終日ともなりました。
石川遼 ホールアウト後のコメント
(6番ではミスの後の素晴らしいリカバリーでのバーディ奪取。しかしその後は沈黙してしまった)
「ショットでリズムを取っていけなかった。バーディパットも『これでもか』という長いところから打っている。このゴルフじゃ厳しいなと思う」(PGAツアーの厳しさも感じつつ、そのレベルの高さにも手応え?)
「ショットで2打、3打と損をしている感じがある中で、ベストを尽くすことはできたのかな」(次戦は1週間のオープンウィークの後、3年前には2位に入った相性の良い「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」に出場予定だが、意気込みは?)
「ほかのコースでも通用するようなショットができてこないと、なかなか難しい」
(引用:GDO 黒字カッコ内:著者編集)
松山英樹 最終日
プレー詳細記事
松山英樹 ホールアウト後のコメント
(序盤プレー中に、一組後の最終組首位のアニルバン・ラヒリが3番で9を叩くアクシデントで、首位はジャスティン・トーマスに入れ替わった)
「ジャスティンはきのうの上がりが良かった(5連続バーディフィニッシュ)。このコースなら4連続バーディもすぐに来る。良い勝負になるはずだと思っていた」(松山自身に目を向けると3番Par5では2オン3パットのパー。4番では約3mのバーディパットを外してしまった)
「そこは痛かったなと思う」(その後、トーマスは引き離しに掛かり、8バーディで「64」のスコアで優勝を許してしまった)
「あそこまで行かれると、いまの僕の調子では難しかった。さすがにきょう(逆転優勝となる)10アンダー出せる力はなかった。ショットも、パットも」(2週連続優勝は実現しなかったものの「日本オープン」の激闘後、マレーシアに強行軍で移動し、独特の暑さの中で、最終日もボギーを叩かず得た単独2位は?)
「勝てなかったら、出し切った気持ちはないですよ」「悪くないと思う。もうちょっとレベルアップをしていけたら」(PGAツアー参戦4年目の抱負は?)
「何も考えてないです。立てるのがあまり好きじゃない」「どの試合に出ようが、勝ちたいのは間違いない。でも、そう簡単にはいかないから、こうやってチャンスをどんどん増やしていくのが大切」(次戦も連戦で、過去3戦出場中2度の途中棄権をした「WGC-HSBCチャンピオンズ」だが)
「コースの相性も、ここよりは嫌いじゃない。こことは逆で成績が伴わないんですよねえ」「体調管理をしっかりします。ケガをしなかったら大丈夫」
(引用:GDO 黒字カッコ内:著者編集)
松山英樹 世界ランク10位!日本人4人目の快挙!自己ベスト更新!
(松山英樹「WGC-HSBCチャンピオンズ2016」TV放送予定・ネット配信・結果速報・賞金・組合せ・ペアリング・概要)
www.idayu.jp
(松山・石川出場!「CIMBクラシック2016」TV放送予定・組合せ・速報・動画・大会概要!)
www.idayu.jp
(松山英樹 今後の出場予定・スケジュール)
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(PGA 2017 新シーズン ツアースケジュール・日程)
www.idayu.jp
(石川遼 今後の出場予定・スケジュール)
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