更新:2017年6月5日
6月1日開幕の「ザ・メモリアルトーナメント2017」のPGA公式パワーランキングで松山英樹は優勝候補3番手の高い評価を受けています!
2014年、ルーキーで初優勝の快挙を遂げた相性抜群の今大会!そのミュアフィールド・ヴィレッジで、2週後に迫った全米オープンに向けた調整もさることながら、大会ホストで全米オープン4勝を誇るレジェンド、ジャック・ニクラス(ニクラウス)から授けられ、気持ち良くメジャー2戦目に乗り込みたいところです!
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ザ・メモリアルトーナメント2017 パワーランキング
PGA公式
1. ダスティン・ジョンソン
2. ジョン・ラーム
3. 松山英樹
4. ジョーダン・スピース
5. アダム・スコット
6. トニー・フィナウ
7. マット・クーチャー
8. アン・ビョンフン
9. マーク・リーシュマン
10. ビル・ハース
11. パトリック・リード
12. ウェブ・シンプソン
13. ジェイソン・デイ
14. ケビン・キスナー
15. ショーン・オヘア
松山英樹 3番手予想選考理由 By Rob Bolton PGA
(原文)
The 2014 champ added a T5 in his title defense before missing last year's cut. Zero top 10s since winning the WMPO but his length and accuracy is always a threat.
(訳文)
2014年の今大会チャンピオンである松山は、昨季は予選カットとなったが、その前年は5位Tという成績を収めた。
ウェイストマネジメント フェニックスオープンでの勝利以来、トップ10フィニッシュはないが、彼の抜群の飛距離と高い精度を持つショットは、常に(周囲の選手の)脅威となっている。
(訳者:ゐ太夫)
筆者ゐ太夫の寸評・大会展望・スタッツで見る松山復活の鍵!
向かうところ敵無し、破竹の勢いを魅せていた昨年終盤から年初に掛けての勢いが止まっていた松山。
ここに来て、ようやく復調の気配を見せ始め、前戦「ザ・プレーヤーズ選手権」では、初日から72-71-76-69と最終日にスコアを伸ばし、22位Tフィニッシュ。
上記のロブ・ボルトン氏が言う通り、あのフェニックスオープンの優勝以降は一度もTOP10フィニッシュがないものの、予選落ちは「ジェネシスオープン」のみ。
マッチプレーの「WGC-デル」とチーム戦の「チューリッヒクラシック」を除くと、優勝以降の5戦中3戦でTOP25フィニッシュとなっています。
メモリアルトーナメントの会場「ミュアフィールド・ヴィレッジGC」は、PGAルーキーイヤーに優勝を決め、翌年も5位Tと相性抜群ながら、昨季は予選落ち。
昨年は、この大会から大スランプの始まりとなったため、余り参考材料にはならず、依然相性は抜群と見ています。
今季ここまでのスタッツでは、Par4、Par5のティーショットの貢献度を表す(SG:OFF-THE-TEE)が.680で、全体の8位と非常に高い数値。
これはドライビングディスタンスが301.6Yで全体の20位と、飛ばし屋猛者揃いのPGAツアーで松山もその部類に入ってきたことと、振り回しても曲がらないショットの精度向上が要因です。
反面、飛びすぎることによって、フェアウェイが極端に狭くなっているエリアにボールが行きやすく、フェアウェイキープ率は、61.49%で全体87位となっており、諸刃の剣の側面でもあります。
ただ、深く粘り強いアメリカ特有の難しいラフからも、パーオン率は70.77%で全体7位という辺りが松山の凄さを表しています!
しかし、Par3のティーショット、Par4、Par5のセカンドショットの貢献度を表す(SG:APPROACH-THE-GREEN)は .546で全体19位で、高い数値ではあるものの、松山からするとピンに絡んでおらず不満が残る数値かもしれません。
グリーンエッジから30Y以内のすべてのショットの貢献度(SG:AROUND-THE-GREEN)は .364で全体18位とまずまず。
そして課題と言われているパッティングの貢献度(SG:PUTTING)で -.428の182位と大きく低迷。
1m以内のパットでも98.81%で177位、1.2m~2.4mのチャンスパットで65.63%の147位、4.6m~6mとなると、7.55%で全体204位まで数値を落としてます。
こうしてスタッツを見てみると改めて、パッティングが課題であることが如実に分かりますが、絶好調時はパットも良かっただけに、この辺りのフィーリングが僅かに良くなるだけで、すぐにジャンプアップしてくるはずです!
好調時は例えばショットが悪ければ、パットを含むショートゲームでカバーしたり、パットが悪ければ、絶妙なリカバリーやベタピンショットでスコアを稼げる引き出しの多さがありました。
ミュアフィールド・ヴィレッジは、セカンドショットの正確性が第一に求められるコースであり、そのための高いコースマネジメントスキルを求められるコースでもあります。
まさに松山が一番得意とするパターンのコースであり、実績十分、相性抜群!
全米オープンに向け最後の試合となるだけに、初日から好スコアを出し、優勝争いに加わることによって、実戦の場で最高の仕上げとなる2度目の優勝に大きく期待しています!
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