[ゐ]ゐ太夫のぶろぐ

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文学・国語

【書評・レビュー】第152回芥川賞受賞作品 『九年前の祈り』 小野正嗣 著

『九年前の祈り』著者:小野正嗣 出版:講談社 第152回芥川賞受賞作品。あらすじ・感想。 シングルマザーのさなえはカナダ人との元夫の間に生まれた幼子希敏(ケビン)を連れて、故郷大分に戻る。地方にありがちな閉鎖性、保守的な考えを崩さない母親。地元…

【TV】祝直木賞 緊急アンコール放送決定!NHKEテレ SWITCH「椎名林檎×西加奈子」 達人達

以前に放送され好評だった「椎名林檎×西加奈子」NHK EテレSWITCH(スイッチ)インタビュー達人達。 その西加奈子氏が直木賞を受賞したことで「緊急アンコール放送」として「2月7日(土)」に再び放送される様です。 初回放送は番組途中で緊急地震速報が流れ…

【動画・文学賞】第152回「芥川賞・直木賞」小野正嗣氏・西加奈子氏「受賞会見」全編映像 ゐ太夫的似非文学論も少々

第152回「芥川賞・直木賞」受賞者・受賞作発表。昨晩の内から「特設コーナー」を設けた各書店には受賞作品を求める人で賑わい、Amazonでは受賞作の品切れ状態となっています。 昨晩の小野氏、西氏の受賞会見で、両氏は執筆・作品に掛ける考え方、拘り、文学…

【速報】第152回「芥川賞」「直木賞」受賞者・作品決定!!芥川賞は小野正嗣 直木賞は西加奈子 平成26年度 2014年 下半期

第152回「芥川賞」は小野正嗣氏『九年前の祈り』が受賞。 同「直木賞」は西加奈子氏『サラバ!』が受賞。 今回は両賞とも5作品ずつのノミネートから1作品ずつの受賞です。 【スポンサーリンク】 .my_adslot { width: 300px; height: 250px; } @media(min-w…

【文学】実は1964年ノーベル文学賞に日本人作家が4人も候補に挙がっていた!日本文学の興隆と世界的評価の時代

最終更新:2017年12月6日 1964年のノーベル文学賞に「日本人作家」4人が同時に候補に挙がり、最も受賞に近い位置まで残ったのは谷崎潤一郎だったという事実が2日に開示されたスウェーデン・アカデミーの議事録から明らかになりました。 この年は世界の76人の…

【書評・レビュー】万城目学著 『悟浄出立』 第152回直木賞候補作品 新潮社刊

万城目学氏の7年ぶりの「短編集」第152回直木賞候補作品としてノミネートされている。 中国の古典を題材に5編。これまでの「万城目作品」のイメージを覆し、表題作にもある通り中島敦氏を意識した漢文調で格調高い文体で描かれている。 著名な作品の脇役か…

【書評】文庫化!西加奈子著『サラバ!』第152回直木賞受賞作品!! あらすじ・感想・レビュー

更新:2018/06/23 今を時めく「西加奈子氏」の作品であり、第152回直木賞受賞作品。2017年10月6日文庫発売! 著者初の「長編小説」として、主人公「歩(あゆむ)」の半生を描いている。作品の舞台のイラン、大阪、エジプトは著者が実際に歩んできた場所でもあ…

【国語語源】八百長問題の「八百長」ってどういう意味?由来・語源は?

最終更新:2015年10月25日 加筆修正少し前には、サッカー界を紛糾させ前日本代表監督のスペイン、リーガ・エスパニョーラ時代の「八百長」疑惑。そして、最近はまだ「八百長」への関与は不明ですが、巨人の「野球賭博問題」過去には大相撲でも大問題となった「八百長」問…

【書評・レビュー】高橋弘希著『指の骨』三島由紀夫賞・新潮新人賞・第152回芥川賞候補作 あらすじ・感想 

更新:2018年8月8日 著者:高橋弘希 『指の骨』 新潮社 第28回三島由紀夫候補作 新潮新人賞受賞 152回芥川賞候補作品 あらすじ・感想 久方ぶりに「純文学雑誌」なるものを買い込んだ。以前は、毎号何誌も濫読していた時期もあったが「純文学誌」を読むのは、…

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