PGAツアー2018-2019新シーズン「ザ・CJカップ アット ナインブリッジズ2018」1日目・1ラウンド、松山英樹は強風が吹き荒れる中、ショット、パットとも好調さを魅せ、3バーディ、2ボギーの「71」通算1アンダー、首位に3打差の11位Tと好スタートを切っています!⛳
松山のプレーの模様・スタッツ、全体ハイライト映像、リーダーボード等をご紹介します!
- 初日・1ラウンドの松山英樹
- CJカップ@ナインブリッジ2018 初日 リーダーボード
- 松山英樹 他ゴルフ関連記事
- PGAツアー 松山英樹 他ゴルフ 関連記事
初日・1ラウンドの松山英樹
初日から「ナインブリッジズ」名物の強風が吹き、ピンフラッグはしなり、中継カメラのぶれるほどのコンディション。
初日・2日目はジェイソン・デイとアダム・スコットのオーストラリアンコンビで2人とも元世界ランキング1位という大注目ペアリング!
前半OUT
1H 394Y Par4
スタートホールは、左ラフからのセカンドをピン右奥約2.5mに着ける絶妙なショット!
下りの難しいラインのバーディパットは、僅かにオーバーし、パー発進!
2H 193Y Par3
ティーショットは左奥約3mに着ける!
再び下りのパットはタッチは合うも、僅かに横に外れ、パー。
3番550YPar5
FWセンターからの3打目は僅かにグリーン右のラフへ。
約20Yの4打目アプローチはピンを2mほどオーバーさせるも、返しを決め、ナイスパーセーブ!
4H 411Y Par4
FWからのセカンドをピンハイ右約50cmに着けるスーパーショット!
ここは確実に沈め、初バーディ奪取!
5H 421Y Par4
FWからのセカンドは、ピン右奥約9mに2オン!
長い下りのバーディパットはカップを掠め、パー。
6H 456Y Par4
左ラフからのセカンドをグリーン左奥の斜面上のラフへ。
ラフからピンまで打ち下ろす形の難しいアプローチは、ピン右約40cmに着け、見事なパーセーブ!
7H 176Y Par3
ティーショットはアゲインストの風で戻され、あわや池ポチャの危機も何とかグリーンと池の間の斜面へ。
極端な左足上がりのアプローチは、巧みな技でピン奥約2.5mに着け、ここもパーセーブ!
8H 353Y Par4
FW右サイドからのセカンドは、アゲインストの影響でショートし、2オンもピン手前下の段でかなりの距離を残す。
ロングパットの距離感も良くカップ奥1mまで寄せ、このホールもパー。
9番589YPar5
FWセンターからのセカンドは、グリーン左手前のFW、ピンまで約40Y地点へ。
低く出したピッチエンドランは、あと僅かでチップインイーグルの絶妙なアプローチで、ピン奥約30cmに着ける!
ここは確実に沈め、折り返しホールで、見事なバーディ奪取!
前半のスコア
前半は2バーディ、ノーボギー「34」2アンダー、この時点では3位Tでハーフターン!
前半スコアカード
※上記「DA」はDRIVING ACCURACYの略で、フェアウェイキープ率。
「GIR」は、GREENS IN REGULATIONでパーオン率。
後半IN
10H 471Y Par4
FWセンターからのセカンドは、ピン奥約2mに着ける!
下りのバーディパットを打った瞬間に突風が吹き、風に持って行かれる形で僅かに外れ、悔しいパー。
11H 428Y Par4
FW左サイドからのセカンドは2オンもピン奥10m以上を残す。
かなりのロングパットはあと僅かでバーディとなる惜しいパットとなり、タップインでパーセーブ!
12H 598Y Par5
FW左サイドからのセカンドは、僅かにグリーン手前FWへ。
残り15Yほどの3打目アプローチは、ピンハイ右約50cmに着ける技ありショット!
ここはしっかり沈め、後半初バーディ奪取!
見事なバーディで、3アンダーとし、この時点で1位Tに並ぶ!
13H 218Y Par3
ティーショットはグリーン右のサイドバンカーへ。
セカンドバンカーショットは、スピンが掛かり、ピン左約20cmに止め、タップインパー。
14H 353Y Par4
FW左サイドからのセカンドは、ピン左手前約8mに2オン。
長いパットはタッチはピタリと合うも、僅かに外れ、タップインパー。
15H 417Y Par4
同組のデイ、スコットが3Wでティーショットを打つ中、松山は果敢に1Wを選択!
しかしティーショットは僅かに右サイドファーストカットへ。
残り100Yを切ったセカンドは、ダフってしまい、グリーンとバンカーの間の急斜面ラフへ。
つま先上がりの難しいアプローチは、ピン手前約3mに着ける。
ここでパーパットを僅かに外し、今日初のボギーとしていまう。
16H 405Y Par4
FWセンターからのセカンドは、ピン左約4mに2オン!
このバーディパットは、僅かにカップを通過し、パー。
17H 195Y Par3
ティーショットはピン左手前10m以上を残し、1オン!
長い長いバーディパットもタッチ抜群ながら僅かに外れ、パーセーブ!
18H 568Y Par5
ナインブリッジズ名物Par5のアイランドグリーンホール!
レイアップして、アイランドグリーンを3打目で狙うもショートし、グリーン手前のポットバンカーへ。
アゴに近くスタンスがしっかり取れない形での4打目バンカーショットは、ピン手前約3mに着ける!
ここでパーパットを外し、ボギーを叩いての上がりとしてしまう。
初日・1Rのスコア
初日・1Rの松山は、3バーディ、2ボギーの「71」通算1アンダー、首位チェズ・リービーと3打差の11位Tでホールアウトした!
後半スコアカード
松山英樹 初日各スタッツ
Rd.1 | 順位 | |
---|---|---|
フェアウェイキープ率 | 71.43%(10/14) | T30 |
サンドセーブ | -- | -- |
スクランブリング | 66.67% | T19 |
パーオン率 | 66.67%(12/18) | T40 |
平均パット数(パーオン時) | 1.750 | T14 |
筆者・ゐ太夫の寸評
前述した通り、非常に強く吹き荒れる中での初日のプレー。
多くの選手がスコアを伸ばすのに苦労する中、久しぶりの実戦となった松山は安定したゴルフを展開!
特に前半は、フェアウェイキープ率は4/7と高くはないものの、大きく曲げるティーショットも無く、チャンスに着ける精度の高いアイアンショットを連発していました。
ますます風が強まった後半でフェアウェイキープ率は6/7まで上昇し、パーオン率は前後半とも6/9ずつで合計12/18の66.68%!
フェアウェイキープ率の合計は10/14で71.43%と風の強いゴルフに慣れているはずの同組J.デイとA.スコットを上回る内容を魅せてくれています!
済州島・ナインブリッジズの強風は、グリーン上で転がるボールにさえ影響を与えるほどでしたが、松山は抜群の距離感を魅せ、平均パット数は1.750で全体14位T!
新シーズン初戦からショットに加え、昨季終盤から見られるパッティングでの上積みが更に増してきた様です!
15番でボギーを叩くまで、全選手の中でボギーゼロは松山とチェズ・リービーの2人だけという難コースで、一時首位タイまでスコアを伸ばしていた辺りは、さすが難コースを得意とする松山の真骨頂を言ったところでしょうか。
後半の2つのボギーで1アンダーながら、首位と3打差の11位Tは、初出場のコースの初日としては十分な成績で、明日以降の上位、優勝争いに大いに期待が持てそうです!
CJカップ@ナインブリッジ2018 初日 リーダーボード
順位 | プレーヤー | 通算 | R1 |
---|---|---|---|
1 | チェズ・リービー | -4 | 68 |
T2 | ダニー・ウィレット | -3 | 69 |
T2 | キム・シウー | -3 | 69 |
T4 | アン・ビョンフン | -2 | 70 |
T4 | ロッド・パンプリング | -2 | 70 |
T4 | マイケル・キム | -2 | 70 |
T4 | イアン・ポールター | -2 | 70 |
T4 | スコット・ピアシー | -2 | 70 |
T4 | ニック・ワトニー | -2 | 70 |
T4 | オースティン・クック | -2 | 70 |
T11 | ブルックス・ケプカ | -1 | 71 |
T11 | パットン・キザイア | -1 | 71 |
T11 | グレーム・マクドウェル | -1 | 71 |
T11 | 松山英樹 | -1 | 71 |
T11 | ポール・ケーシー | -1 | 71 |
T33 | ジャスティン・トーマス | +1 | 73 |
T33 | エミリアーノ・グリロ | +1 | 73 |
T33 | ラファエル・カブレラ・ベロ | +1 | 73 |
T33 | アーニー・エルス | +1 | 73 |
T33 | ケビン・ナ | +1 | 73 |
T33 | ジェイソン・デイ | +1 | 73 |
T54 | マーク・リーシュマン | +3 | 75 |
T54 | アダム・スコット | +3 | 75 |
【動画】CJカップ@ナインブリッジ2018 1R 全体ハイライト映像
(映像:PGA YouTube公式アカウント)