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【速報】2019年10月 アメリカPGAツアー日本開催!冠スポンサーは「ZOZOTOWN」石川遼歓迎コメント!問題点も?⛳

米国PGAツアーが2019年10月頃に日本でも開催されるとのニュースが多数のメディアで報道されています!各社の報道、そしてJGTO石川遼選手会長のコメントもご紹介します!⛳

例年10月から新シーズンが開幕するPGAツアー。開幕直後はアジア開催となっており、既にマレーシア、中国、韓国では行われており、日本での開催を希望する声も以前から叫ばれており、ようやく実現の運びとなりそうです!


PGA 日本開催 松山英樹 TOP画像

PGAツアー 日本開催!


以前から日本国内男子ツアーでも本場アメリカPGAを観たいというファンの声と、何とか開催・共催したいという選手、ゴルフ関係者の声は多数ありました!

しかし、PGAツアーのアジア開催・アジアシリーズは、PGAの開幕月である10月に行われており、国内・JGTOツアーは「日本オープン」や「ブリヂストンオープン」等、賞金争いが佳境に入る時期にあたり、共催は難しいとされていました。

その間に2005年に中国で、2010年にはマレーシアで、2017年には韓国でもPGAツアーが開催され、中国での大会は「世界選手権」に格上げされる等、アジアのゴルフツアーでは先進国であった日本は遅れを取る形となっていました。

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これまでもPGAツアーがオフに入る10月以降、日本の高額賞金大会で、世界トップクラスの選手数名を招待選手として出場させていたものの、全体のフィールドのレベルとしては決して高くなく、招待選手の本気度にも疑問符が付いていました。

また、日本の女子・LPGAツアーでは1973年からアメリカLPGAとの共催で「ジャパンクラシック」を開催し、トッププレーヤーと日本勢の本気の闘いが繰り広げられ、人気を集めていました!

加えて、昨年9月には、男子シニアツアーもアメリカPGAシニアツアー・チャンピオンズとの初の共催大会「JAL選手権」が行われていました。

国内では女子ツアーの人気に圧され、男子ツアーの大会減、人気低迷が問題視されており、JGTOツアー日程をずらしてでもPGAツアーを開催するという決断に至った様です!

以下、各社が報じている内容をご紹介します!



開催日程・大会概要

開催日程や賞金額、冠スポンサー等は、メディアによって、バラツキがあるものの、2019年10月の開催で調整中であることは、各社一致。

そして、マレーシアでの「CIMBクラシック」が新シーズン2018年10月の開催で最後になり、替わりに日本での開催になるとのこと。

また、10月下旬開催の国内「ブリヂストンオープン」を前倒し、共催大会の翌週がPGAツアーでは世界選手権「WGCーHSBCチャンピオンズ」となるという報道があるため、
10月3週目か4週目の開催が予想されます!
(サンケイスポーツ(以下:サンスポ)では、2019年10月24日からの4日間の予定とも報じています)

フィールド・出場人数は80名程度、予選落ち無しの4日間大会となる見通しであると、ゴルフダイジェストオンライン(以下:GDO)は報じています!

また、サンスポは日本選手は、推薦枠で10名程度が見込まれるとしています。



賞金・大会スポンサー・開催地

サンスポでは、賞金総額は925万ドル(約10億円)で、優勝賞金は160万ドル(約1億8千万円)という超高額賞金大会になりそうだとの由。(為替は1ドル=112円換算)

そして、スポーツ報知では、大会スポンサーは、今、何かと話題の「ZOZOTOWN」で前澤社長の地元、千葉県内での開催が濃厚と報じています!



石川遼 JGTO選手会長のコメント

「自分もJGTOの一員として話し合っている部分もあり、これからまた発表できることもあると思う」

「夢のある話。日本のゴルフ界にとっても良いことだと思う。3、4年前から米ツアーの方から日本で開催したいと聞いていて、世界のトップの選手たちも日本で開催したら出たいということで、良いメンバーが集まってくれると期待している」

( 引用:GDO)



ゐ太夫の寸評・問題点

筆者も以前から、PGAツアー日本開催を切望していましたので、今回のニュースは大歓迎です!

まだまだ未確定の部分も多く、これから詰めて行く事も多いでしょうが、一番の課題とされていた日程の問題はほぼクリアされている様で、スムースに交渉は進んで行くでしょう。

ただし、ひとつだけ懸念されるのが、この大会が報じられている優勝賞金(約1億8千万円)だとすると、この大会で優勝するだけで、国内ツアー賞金王になれる可能性があることです!

以下は2010年以降のJGTO賞金王と2位の選手を列記したものです。

2010年以降の賞金ランキング

年度 順位 プレーヤー 賞金額
2017 1 宮里優作 ¥182,831,982
2 小平智 ¥161,463,405
2016 1 池田勇太 ¥207,901,567
2 谷原秀人 ¥171,902,867
2015 1 金庚泰 ¥165,981,625
2 宮里優作 ¥103,999,119
2014 1 小田孔明 ¥137,318,693
2 藤田寛之 ¥116,275,130
2013 1 松山英樹 ¥201,076,781
2 金亨成 ¥125,824,405
2012 1 藤田寛之 ¥175,159,972
2 谷口徹 ¥102,686,994
2011 1 裵相文 ¥151,078,958
2 高山忠洋 ¥98,718,202
2010 1 金庚泰 ¥181,103,799
2 藤田寛之 ¥157,932,927


こう見ると2016年の池田勇太と2013年の松山英樹は、2億円を超えていますが、その他の年は、この共催大会1勝だけで「賞金王」の額に届いてしまう可能性が結構あることが分かります。

アメリカPGAツアーメンバーでこの大会のみの出場で優勝した選手を賞金王にしていいのか?

では、他のJGTOツアーの大会も賞金額を大幅にアップするのか?となると、これはかなり難しそうです。

そのまま高額賞金を算入するとなると、JGTOメンバーでも、不公平感が大きいことが予想され、これには多くの異論が出そうです。

アメリカPGAツアーの「FedExカップポイント」の様なポイント制を導入するのか?

この点に関しては、国内での議論とルール作りが必要になってきそうです!


※今後、新たな情報が入り次第、ご紹介しています!

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