PO最終戦「ツアーチャンピオンシップ2018」2日目・2ラウンド、松山英樹はショットの精度は落ちるも我慢のゴルフで乗り切り、4バーディ、ノーボギーの「66」(Par70)通算2アンダー、10位Tとトップ10まで順位を伸ばしています!⛳首位には通算7アンダーでタイガー・ウッズとジャスティン・ローズが並んでいます!
松山英樹のプレーの模様・スタッツ、全体ハイライト映像、リーダーボード等をご紹介します!
- 2日目・2ラウンドの松山英樹
- ツアー選手権2018 2日目・2R リーダーボード
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2日目・2ラウンドの松山英樹
松山英樹 2日目 スコアカード
※上記「DA」はDRIVING ACCURACYの略で、フェアウェイキープ率。
「GIR」は、GREENS IN REGULATIONでパーオン率。
PO最終戦「ツアー選手権2018」2日目を迎えた松山。
初日ラウンド後も、居残り練習をせず帰路につき、連戦で蓄積された疲労が懸念材料となっていました。
そして迎えたスタートホール1番Par4。
FWセンターからのセカンドはピン奥2.9mに着ける絶妙なショットで、幸先良くバーディスタート!
【動画】1番Par4 絶妙なショットでバーディ発進!
(映像:PGA公式HP)
2番Par3は、ティーショットをピン奥4.6mに着けるも、2パットでパー。
3番~5番のミドルは若干ショットが乱れるも、パーセーブ。
6番Par5では、残り236Yのセカンドは僅かにショートし、グリーン右手前のラフへ。
残り17Yの3打目アプローチは、ピン手前2.1mと嫌な距離を残すも、見事にバーディを奪取します!
続く7番、8番のPar4ではピンそば2.7m、3mと絶妙なショットで寄せながら、いずれもバーディパットを外し、パー。
9番Par3はティーショットを1オン出来ず、ここもパーでハーフターン。
後半に入ると少しずつショットが乱れ出すも、10番~13番まで我慢のゴルフでパーセーブを続けます。
そして14番520Yと距離の長いPar4では、残り224Yのセカンドをピン左奥2.2mに着けるスーパーショットを魅せ、後半初バーディ奪取!
15番Par3は寄せきれず、パーとした後、
難易度1位Tの16番Par4ではティーショット左ラフに打ち込み、セカンドは右サイドの木の根元付近へ。
3打目アプローチは、グリーン奥の傾斜で戻るも、5.4mと距離を残しピンチ!
しかしこのパーパットを見事に沈め、ナイスパーセーブ!
17番Par4もショットが乱れるもパーセーブ!
上がりの18番Par5では、ティーショットを右に曲げラフへ。
セカンドはグリーン手前、残り78Yまで運び、3打目アプローチをピン手前1.2mに着け、見事なバーディフィニッシュ!
2日目・2Rの松山は、4バーディ、ノーボギーの「66」(Par70)通算2アンダー、10位Tまでスコアを伸ばしホールアウトしています!
松山英樹 2日目 各スタッツ
Rd.1 | Rd.2 | 合計 | 順位 | |
---|---|---|---|---|
SG:OFF THE TEE | -1.139 | -0.587 | -1.726 | 26 |
SG:APPROACH TO THE GREEN | 1.911 | 2.822 | 4.733 | 1 |
SG:AROUND THE GREEN | -1.715 | 0.538 | -1.177 | 23 |
SG:PUTTING | -1.757 | 1.594 | -0.163 | 16 |
SG:TEE TO GREEN | -0.943 | 2.773 | 1.830 | 9 |
SG:TOTAL | -2.700 | 4.367 | 1.667 | T10 |
フェアウェイキープ率 | 71.43% (10/14) | 50.00% (7/14) | 60.71% (17/28) | T4 |
ドライビングディスタンス | 308.2 | 306.5 | 307.3 | 10 |
最長飛距離 | 336 | 346 | 346 | T14 |
サンドセーブ | 0 | -- | 0 | T27 |
スクランブリング | -- | 100.00% | 60.00% | T11 |
パーオン率 | 77.78% (14/18) | 66.67% (12/18) | 72.22% (26/36) | T7 |
平均パット数(パーオン時) | 1.857 | 1.667 | 1.769 | 19 |
2日目の松山は精度の上がらないショットに苦しむ内容となりました。
フェアウェイキープ率は初日71.43% (10/14)→2日目50.00% (7/14)と半分まで落ち込み、パーオン率も77.78% (14/18)→66.67% (12/18)
特にティーショットは前半5/7から後半は2/7と2ホールのみのフェアウェイキープ。
ティーショットに比例して、パーオン率も前半8/9から4/9と落ち込みました。
本人がホールアウト後に「5オーバーくらい打ってもおかしくない雰囲気だった」とコメントしている様に、筆者も初日よりかなりショットの精度が落ちている印象を受けました。
しかし、何度も訪れるピンチをことごとくパーセーブし続け、結果ノーボギーで、10位Tまで上げて来る辺りは、松山の真骨頂とも言えるでしょう。
ボギーの後、すぐにバーディで取り返すバウンスバックも松山の武器ですが、我慢のゴルフでボギーを打たないというのも「もうひとつの松山の武器」でもあります。
世界トップ30を迎え、メジャー並の難しいセッティングの「イーストレイクGC」で自身初のノーボギーを記録したことは、価値ある勲章です。
通算7アンダー首位タイで並ぶジャスティン・ローズ、タイガー・ウッズとは、5打差にまで迫り、FedExランキング首位のブライソン・デシャンボーが6オーバーで27位Tと低迷。
松山は「今大会優勝」が絶対条件ながら、他選手の動向、上位選手が余り伸びておらず、特にデシャンボーがブービーの位置。
ローズは手強いものの、逆転年間王者の可能性は少し上がっており、まずは3日目・ムービングデーでの躍進に大きな期待が懸かります!
ツアー選手権2018 2日目・2R リーダーボード
順位 | プレーヤー | 通算 | 1R | 2R | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
T1 | ジャスティン・ローズ | -7 | 66 | 67 | 133 |
T1 | タイガー・ウッズ | -7 | 65 | 68 | 133 |
3 | ロリー・マキロイ | -5 | 67 | 68 | 135 |
T4 | ビリー・ホーシェル | -4 | 71 | 65 | 136 |
T4 | パトリック・キャントレー | -4 | 71 | 65 | 136 |
T4 | ジョン·ラーム | -4 | 68 | 68 | 136 |
T4 | ジャスティン・トーマス | -4 | 67 | 69 | 136 |
T8 | カイル・スタンリー | -3 | 69 | 68 | 137 |
T8 | リッキー・ファウラー | -3 | 65 | 72 | 137 |
T10 | 松山英樹 | -2 | 72 | 66 | 138 |
T10 | トミー・フリートウッド | -2 | 69 | 69 | 138 |
T10 | ザンダー・ショフレ | -2 | 68 | 70 | 138 |
T10 | トニー・フィナウ | -2 | 67 | 71 | 138 |
T10 | ゲーリー・ウッドランド | -2 | 66 | 72 | 138 |
T15 | アーロン・ワイズ | -1 | 70 | 69 | 139 |
T15 | ダスティン・ジョンソン | -1 | 69 | 70 | 139 |
T15 | ウェブ・シンプソン | -1 | 69 | 70 | 139 |
T15 | ポール・ケーシー | -1 | 68 | 71 | 139 |
19 | ケビン・ナ | E | 72 | 68 | 140 |
20 | ジェイソン・デイ | +1 | 68 | 73 | 141 |
T21 | マーク・リーシュマン | +2 | 73 | 69 | 142 |
T21 | パットン・キザイア | +2 | 71 | 71 | 142 |
T21 | バッバ・ワトソン | +2 | 70 | 72 | 142 |
24 | キャメロン・スミス | +3 | 70 | 73 | 143 |
T25 | フィル・ミケルソン | +5 | 73 | 72 | 145 |
T25 | フランチェスコ・モリナリ | +5 | 70 | 75 | 145 |
T27 | キーガン・ブラッドリー | +6 | 73 | 73 | 146 |
T27 | パトリック・リード | +6 | 72 | 74 | 146 |
T27 | ブライソン・デシャンボー | +6 | 71 | 75 | 146 |
T30 | ブルックス・ケプカ | +7 | 69 | 78 | 147 |
【動画】ツアー選手権2018 2日目 首位T タイガー・ウッズ ハイライト!
(映像:PGA YouTube公式アカウント)
【動画】ツアー選手権2018 2R 全体ハイライト映像
(映像:PGA YouTube公式アカウント)